- 2022年9月25日
小学館の学習図鑑「数の世界」
やはり自分ではなく下の姉が買った小学館図鑑シリーズの「数の世界」というものが家にあった。 これの内容が非常に素晴らしくて、原始時代の数の数え方から始まり、古代ギリシャの「ピタゴラスの定理」の話、エウクレイデスやアルキメデスの話、中世のニュートン、デカルト、ガウスを経てアインシュタインの「特殊相対性理論」まで網羅している。 そんなの小学生にわかる訳ない、大人になった今こそ読んでみたい本だった。 &n […]
やはり自分ではなく下の姉が買った小学館図鑑シリーズの「数の世界」というものが家にあった。 これの内容が非常に素晴らしくて、原始時代の数の数え方から始まり、古代ギリシャの「ピタゴラスの定理」の話、エウクレイデスやアルキメデスの話、中世のニュートン、デカルト、ガウスを経てアインシュタインの「特殊相対性理論」まで網羅している。 そんなの小学生にわかる訳ない、大人になった今こそ読んでみたい本だった。 &n […]
自分が買ってもらった訳ではないが、家には小学館の「保健と人体」という学習図鑑もあった。 これに載っていた写真や絵はかなり強烈で、手術シーンの血しぶき舞い踊る写真、ホウレンソウを生で食べるとこんな事になりますよと警告し、体内から出てきた超巨大寄生虫の写真、そして栄養が偏るとこうなりますよ、と言って表現されている数々の病気の人の絵、現在の基準では到底ありえないイメージのオンパレードだった。   […]
幼い少年の心に消えない傷を残す、そんなトラウマイメージの宝庫が小学館の学習図鑑シリーズだった。 自分は図鑑好きだったが、当時は学習図鑑シリーズ以外に子供向け図鑑というのがなかったのもあって、「鳥」、「動物」、「魚類」、「虫」、「鉱物」、ほぼ小学館で取り揃えていた。 こういう図鑑には大抵落とし穴があって、カラーの図番にはあまり「ぐえっ」というものはないのだが、白黒の解像度の低い写真など […]
時折無性にSF小説を読みたくなる事があった。 その時に応じて海外の作家を扱うハヤカワ文庫だったり、創元文庫だったり、色々と手を出したが、結局タイトルも内容もほとんど覚えていないのが常だった。 例外はロバート・A・ハインラインの「夏への扉」で何故か二度読んだ記憶がある。 最初は山下達郎の「夏への扉」で知って読んだのだが、二度目はどうしてだか全くわからない。 内容は……古き良き時代の冷凍 […]
フレデリック・フォーサイスがえらくブームだった。「ジャッカルの日」、「オデッサ・ファイル」、「戦争の犬たち」、映画化もされ、原作もほとんど読んだ。 1984年に発行された「第四の核」、これもとても面白かった。 ところが何を血迷ったのか、同じ1984年に「ハイディング・プレイス」という日本を舞台にしたトンデモ作品を発表した辺りで「おや?」という疑問符が付く作家となってしまい、どうも失速 […]
大学の英語のContentsと呼ばれる授業で最初に使用したのがサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」のペーパーバックだった。 後にも先にもサリンジャーはこの作品を英語で読んだだけだが、なかなか良かった。 ♪ gin a body meet a body comin’ thro the rye という「誰かさんと誰かさんが麦畑」ならぬ ♪ if a body catch a […]
大学の英語の授業が厳しかった。 最初のテキストはサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」のペーパーバックで、1週間に大体200ページくらい読んでおいて、それについて皆で英語で感想を語り合うといった授業内容だった。 それを嫌々ながら続けた事によって、英語を読むのは苦でなくなった。 自分の意志で初めて買ったペーパーバックは銀座のイエナ近藤洋書店で目にしたウディ・アレンの「Without F […]
リチャード・ブローティガンも夢中になって読んだ。 「東京モンタナエクスプレス」から入って「アメリカの鱒釣り」他数冊を読んだ。 1984年の新聞の片隅に「作家、自殺」の記事が出ていて、ブローティガンが自殺したのに驚いたのを覚えている。 アメリカの鱒釣り (新潮文庫) [ リチャード・ブローティガン ]価格:649円(税込、送料無料) (2022/3/25時点) 楽天で購入
村上春樹フリークとしては関わったもの全てに目を通しておきたい、当然翻訳したレイモンド・カーヴァーの「ぼくが電話をかけている場所」も読んだ。 その後、「頼むから静かにしてくれ」も読んだかもしれない。 例によって内容は全く覚えていない。