Operator

「ねえ」
突然にルリさんが話を遮った。
「何だか妙だなって感じてないかい?」

 

何の事だろう、今まで他のお客さんが一切来てない事かな?

「ふふふ、そのレベルか。まだまだ時間がかかりそうだ」

ルリさんは楽しそうに笑いながら、酒のお代わりを作りに部屋の片隅の冷蔵庫に向かって歩いていった。