池袋の断片的な思い出

高校生の時には頻繁に池袋に行った。

東武東上線の改札を抜け、まずは「西友すなっくらんど」で腹ごしらえをするが、女の子と一緒の時だけはスルーする。
東口を出て「パチンコやすだ」を覗き込む。当時はパチンコの専門店とアレンジの専門店に分かれていたと思う。これも女の子連れの時はスルーだ。

そのまましばらく歩くとサンシャイン60に抜ける五差路があって、ここではいつでも男の人が「電波攻撃を受けている」と連呼していた。
確かその角に「バッセリントン」という名の喫茶店があった。

とにかくデートと言えばその「バッセリントン」に行っていた記憶があるのだが、どんなお店だったか全く覚えていない。

多分、付き合っていたガールフレンドが大塚のJ高校に通っていて、待ち合わせ場所に使っていたんだと思う。

 

何だかその店で他の女の子と会っているのがばれたか、向こうが他の男と会っているのを目撃したか、小さな修羅場を繰り広げた気もするのだが覚えていない。