風俗との付き合い Pink Floyd – Take Up the Stethoscope and Walk

自分が清廉潔白な人間だったなどと言うつもりはこれっぽっちもないが、80年代以降次々と生まれてきた風俗産業の多くはスルーだった。

「ノーパン喫茶」:行った事なし。「しゃぶしゃぶ」等の亜流もない。

「のぞき部屋」:行った事なし。

「おとなのおもちゃ、及びおとなのおもちゃ屋」:行った事も買った事もなし。

「テレクラ」:何だかよくわからない。「ダイアルQ2」の出会い系だけは一回トライした事があるが意味がわからなかった。

「イメクラ」:いよいよもって何だかわからない。恥ずかしかったのはドイツ人がどういうものか説明してくれた事。

「デリヘル」:使用した事なし。

「メイド喫茶」:風俗ではないのだろうが未経験。

「キャバレー」や「ピンサロ」も行った事がない。

 

もちろん全てが未体験という訳ではない。

「ビニ本」:神田の芳賀書店の前で行きつ戻りつを何度した事か。結局中に入れず、同じ古書街の別の店に行った。

「AV」:これは非常にお世話になった。友人のMと週に2度は必ずレンタルビデオ店に立ち寄って、二人で「今週のおススメ!」とか言って笑い合っていた。

「裏ビデオ」:一度だけ買った。電話で注文をするとバイクに乗った配達員がドアを「トントン」とノックして代引きでビデオを10本くらい置いてくというなかなかシュールな体験だった。

「ストリップ劇場」:新宿で大学のゼミの卒業記念の飲みの帰りに一度だけ寄った。「なまいたショー」というのが全盛期だったが、よく人前で行為に及べるなと思った。

「ラブホテル」:これは相手あっての事なので。

「ソ〇プランド」:かなりヘビーにハマった時期がある。

「キャバクラ」は2回行ったが遊び方がよくわからなかった。

 

「性欲に蓋をする者は性欲に滅ぼされる」という確か唯一覚えている大江健三郎の名言に従えば、性欲に蓋をし過ぎの方だったかもしれない。

でも特に80年代は友人のMと遊んでいるのが楽しかったし、そんなものは不要だった。

 

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