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  • 2021年5月21日

水滸伝が好き

中学生の頃、「水滸伝」に夢中になった。 最初に読んだのは潮出版社の「希望の友」という本屋で一度も見た事のない漫画雑誌に連載していた横山光輝版「水滸伝」だった。 収集癖がある自分にとって、総勢百八人の英雄が集まるというのはそれだけで堪えられない内容だった。 しかも横山光輝の作品は「鉄人28号」、「伊賀の影丸」、「仮面の忍者赤影」とどれも好きなものばかりだったので、近所のお兄ちゃんの家で夢中になって「 […]

  • 2021年5月20日

少年チャンピオンの思い出

「少年チャンピオン」を毎週買っていた時期があった。 1974年から1979年頃までの間だ。 何故はっきり覚えているかと言えば、「がきデカ」の連載開始頃に買い始めて、「マカロニほうれん荘」の連載終了頃に買うのを止めたからだ。 &nbsp とにかくギャグ漫画の勢いが物凄かった。 「がきデカ」、「マカロニほうれん荘」、「月とすっぽん」、「らんぽう」、普通の漫画が思い浮かばない。 「ドカベン」、 […]

  • 2021年4月29日

こういうのもいいね 安部公房

大江健三郎を教えてくれた中学からの友人。 高校になってからもバンド活動に必要な音源のカセットへの録音等、様々な面でお世話になった。   彼は大江健三郎以外に安部公房も好きで、その影響で当時のほとんどの作品を読んだ。 ほとんど内容は覚えてないけど、「耳の値段」と「棒」だけは鮮明に覚えている。   【中古】 R62号の発明/鉛の卵 改版 / 安部 公房 / 新潮社 [文庫]【メール […]

  • 2021年4月12日

横溝正史ブーム

推理小説は昔から人気だった。 小学校の教室の後ろにある学級文庫には必ず誰かが持ってきた乱歩やシャーロック・ホームズ、ルパンの小説が並んでいたし、図書室に行けばポプラ社の推理小説全集(何という名前だったか?)がヘビロテのあまりボロボロの状態で置いてあった。 全集の中ではやはり乱歩の少年探偵団シリーズとルパンシリーズが人気で、その他の作家、高木彬光や海野十三の作品もあったと思うがあまり人気がなかった。 […]

  • 2021年3月18日

チャンネル権0 サイボーグ009

子供の頃、テレビばかり観ていたような気がしたが、よくよく考えると父親が家にいる時には全く観たい番組を見せてもらえなかった。 ゴールデンタイムに放送していたアニメはリアルタイムで視聴しておらず、再放送があればそれを観た記憶があるだけで、再放送されないものについてはほぼ記憶がない。   「サイボーグ009」、確かNET(現テレビ朝日)でよる7時か7時半だかにやっていため、リアルタイムでは見せ […]

  • 2021年3月5日

鬼太郎再読

高校生になって図書館に行く機会が増えた。 当時付き合っていたガールフレンドが図書館の近所に住んでいたせいもあり、夏休みにバイトやバンドの練習がない日は図書館に足繁く通っていた。   そこで水木しげるの全集的な大判の本を発見した。 貸本版の「墓場鬼太郎」が載っていた。 深夜のアニメでやっていたシリーズに近い極めてダークな世界観の内容だったが、そのままでは売れなかったはずなので、アニメ化にあ […]

  • 2021年2月11日

ちょっと早熟? 大江健三郎

中学生の頃、友人の影響で大江健三郎を読み始めた。 最初に読んだのが「われらの時代」、後で思い返すと当時の大江健三郎の作品の中ではちょっと異彩を放っていた気がする。 でもそれが幸いしたのか、そこから「芽むしり仔撃ち」や「個人的な体験」と続けて読み進めていく事ができた。   1982年の「『雨の木』を聴く女たち」くらいまでは全部読んでいた気がするが、驚くほど内容を覚えていない。 こんなご時世 […]

  • 2021年2月10日

Bookworm

幼稚園に上がる前から「少年マガジン」を読んでいたが、漫画だけを読んでいた訳でもない。 近所に住む新聞記者のおじさんの家に世界文学全集があったので、小学生の時は勝手にそこに行って貪るように本を読んだ。 「ヴェニスの商人」、「巌窟王」、「ガリバー旅行記」、「トム・ソーヤの冒険」、「千夜一夜物語」、著名な作品はこの時に読んだけど中身は一切覚えていない。 記憶に残っているのは「デブの国ノッポの国」という作 […]

  • 2021年2月6日

少年ジャンプの思い出

有害図書事件で少年マガジン購読を禁止された後、しばらくはマンガ週刊誌を買わなかった。 下の姉の買った「週刊マーガレット」を盗み見ては、「ガラスの城のイサドラ、恐ろしい娘」などと、勝手に感想を抱いていたので取り立てて不満はなかった。   でも1972年の末だったか1973年の初頭に定期購読が復活する。 しかも「少年ジャンプ」で。 何がきっかけだったかまでは覚えていないが、永井豪の「マジンガ […]

  • 2021年1月30日

呪いの顔が……

漫画でもうろおぼえのものが沢山ある。 姉が読んでいた「週刊マーガレット」に掲載された、あの「エコエコアザラク」の古賀新一が描いた作品、「呪いの?がチチチと呼ぶの」のような題名で、うまく思い出せない。   答え合わせした。 出典:manhillのblog 「のろいの顔がチチチとまた呼ぶ」でした。 本当の所は怖くて読めなかったので内容は全くわからない。