線から面へ 山手通りよりも内部

方向音痴というのは一生治らない。

免許を取り、都内にクルマで出かける事もあったが常に自分に言い聞かせていた事があった。

 

・基本は関越道を使う。下の道で行った場合は迷子になると思え。
・下の道、国道16号を使った場合は特に注意事項なし。254号の場合は山手通りを越えてはならない。
・環八、環七、山手通りは必ず右折。左折した場合は保証の限りではない。
・環八は走りやすいが車線が多い。環七は狭いが安心する。山手は最終ライン。それより内の環状線を使ってはいけない。
・川越、所沢、府中、国分寺、五日市、小金井、青梅、新青梅、甲州の各街道、井の頭通りは走ってもよいが山手通りを越えてはいけない。
・海に行く場合には関越、環八、玉川、第三京浜、横浜新道以外のルートは存在しない。
・羽田に行きたいが無理。
・首都高に乗った場合は何も保証されない。

これでもどうにかなったのが都内の道路の凄い所だった。

例えば品川プリンスに行くとかなった日には、山手よりも外の道を延々走って最後の一瞬だけ第一京浜に入れば済んだ。