本
- 2021年5月20日
少年チャンピオンの思い出
「少年チャンピオン」を毎週買っていた時期があった。 1974年から1979年頃までの間だ。 何故はっきり覚えているかと言えば、「がきデカ」の連載開始頃に買い始めて、「マカロニほうれん荘」の連載終了頃に買うのを止めたからだ。   とにかくギャグ漫画の勢いが物凄かった。 「がきデカ」、「マカロニほうれん荘」、「月とすっぽん」、「らんぽう」、普通の漫画が思い浮かばない。 「ドカベン」、 […]
- 2021年4月29日
こういうのもいいね 安部公房
大江健三郎を教えてくれた中学からの友人。 高校になってからもバンド活動に必要な音源のカセットへの録音等、様々な面でお世話になった。 彼は大江健三郎以外に安部公房も好きで、その影響で当時のほとんどの作品を読んだ。 ほとんど内容は覚えてないけど、「耳の値段」と「棒」だけは鮮明に覚えている。 【中古】 R62号の発明/鉛の卵 改版 / 安部 公房 / 新潮社 [文庫]【メール […]
- 2021年3月18日
チャンネル権0 サイボーグ009
子供の頃、テレビばかり観ていたような気がしたが、よくよく考えると父親が家にいる時には全く観たい番組を見せてもらえなかった。 ゴールデンタイムに放送していたアニメはリアルタイムで視聴しておらず、再放送があればそれを観た記憶があるだけで、再放送されないものについてはほぼ記憶がない。 「サイボーグ009」、確かNET(現テレビ朝日)でよる7時か7時半だかにやっていため、リアルタイムでは見せ […]
- 2021年2月11日
ちょっと早熟? 大江健三郎
中学生の頃、友人の影響で大江健三郎を読み始めた。 最初に読んだのが「われらの時代」、後で思い返すと当時の大江健三郎の作品の中ではちょっと異彩を放っていた気がする。 でもそれが幸いしたのか、そこから「芽むしり仔撃ち」や「個人的な体験」と続けて読み進めていく事ができた。 1982年の「『雨の木』を聴く女たち」くらいまでは全部読んでいた気がするが、驚くほど内容を覚えていない。 こんなご時世 […]
- 2021年2月6日
少年ジャンプの思い出
有害図書事件で少年マガジン購読を禁止された後、しばらくはマンガ週刊誌を買わなかった。 下の姉の買った「週刊マーガレット」を盗み見ては、「ガラスの城のイサドラ、恐ろしい娘」などと、勝手に感想を抱いていたので取り立てて不満はなかった。 でも1972年の末だったか1973年の初頭に定期購読が復活する。 しかも「少年ジャンプ」で。 何がきっかけだったかまでは覚えていないが、永井豪の「マジンガ […]