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うろおぼえ

  • 2022年4月21日

原宿のぼんやりとした思い出

高校生の頃は何かあれば池袋、新宿だったが、大学生になると行きつけの町は渋谷、原宿へと変わっていった。 とは言っても、お決まりのコースをこなすだけで、原宿であれば竹下通りかメインストリートにある「キディランド」か「オリエンタルバザー」の辺りをうろちょろするだけで、あまり横道にそれるような事はなかった。   そんな中、例外的に行ったのが「ペニーレーン」や「ライムライト」があって、確か突き当り […]

  • 2022年4月3日

低予算特撮 魔神バンダー

子供の頃、外国映画と日本映画での特撮の違いが不思議で仕方なかった。 外国映画の特撮は人形をコマ落としで動いているかのように撮っているので、骸骨とかも動いてチャンバラをしていた。ただし動きはカクカクしていた。 それに対して日本のは完全な被り物だったので、奇抜な造形であっても人間が演じているんだろうなあ(ウルトラマンのオイル怪獣ベスタ―や古代怪獣ドドンゴみたいな)というのが見えていた。   […]

  • 2022年3月31日

神田駿河台下 パチンコ人生劇場

下の姉の大学が神田駿河台下にあったので高校生の頃はたまにパチンコを打ちに行っていた。   昔のパチンコ屋は大手チェーンではなく、個人経営に家の生えたような店が多く、店名もそれなりに趣きがあった。 中でも路地の中にある「人生劇場」は気に入っていた。 何故か、この店では球が出た覚えがある。   すずらん通りにも「ポニー」とか何軒か店があったと思うが、やはり「人生劇場」のインパクトに […]

  • 2022年3月22日

漫画 日本の歴史

小学生の頃は大抵教室の後ろの方に皆が持ち寄った本が「自由にお読み下さい」状態で並べてある事が多かったが、大抵そこに置いてある「漫画日本の歴史」が大好きだった。 学校の図書室には漫画は置いてなかったので、校内で唯一読んでいい漫画が日本の歴史だった。   多分作者は石ノ森章太郎先生だったと思う。 坂上田村麻呂、足利義満、足利義政といった人物はこの漫画でのイメージが非常に強く焼き付いている。 […]

  • 2022年2月28日

アンゴルモア

「カッパブックス」と並んで駅の売店に置いてあったイメージがあるのは「祥伝社のNONブック」、「ゴマブックス」この辺りだろうか。 でもノストラダムスの大ブーム以降は本屋でもNONブックが買えるようになった記憶がある。   あの時代に生きていた人は皆読んだんじゃないかと言われる「五島勉の大予言」、当時は本当にまずいと思った。   ノストラダムスの大予言 迫りくる1999年7の月人類 […]

  • 2022年2月27日

吝ん坊

吝ん坊(しわんぼう)、けちんぼの事 人生においてこの言葉を会話の中で使った事がない。   小学生の頃にカッパブックスから出た多胡輝の「頭の体操」シリーズが人気となり、父親に駅の売店で買ってきてもらった。 当時はカッパブックスや祥伝社は駅にしか売っていなかった記憶があるが多分間違いだろう。   その本の中に雪の山荘で起こった殺人事件の犯人を捜せ!のような問題があった。 容疑者が二 […]

  • 2022年2月26日

人生ゲーム

タカラの人生ゲームは発売と同時に人気になり、多くの家にあった。 元々は「アメリカンゲームシリーズ」の一つとして発売されたもので、「手さぐりゲーム」や「レーダー作戦ゲーム」を買った家もあり、自分の家には「ピッタンコゲーム?」だったか、吸盤の付いたスティックで数字の書かれた同色の場札をペタンと叩くゲームがあった。   二十年前くらいに三田の札ノ辻にあった都税事務所に納税書類を提出に行った時に […]

  • 2022年2月25日

四重人格

音楽を聴き始めてから40年以上、ずっと気になっているのに一度も聴いた事のないアルバムがある。 The Whoの「Tommy」と「Quadrophenia」だ。   最初に見たのは地元にあった山野楽器の輸入盤セールコーナーだった。 最初に買ったLP、ジョン・デンバーやイーグルスのベスト盤はこのセールコーナーから見つけたものだったし、その時は買わなかったけれども後になって聴いたピンク・フロイ […]

  • 2022年2月23日

東中野 ムースータンメン

たった一度、連れられて行っただけなので店の名前も覚えていないが、多分東中野の「十番」という有名な店だと思う。 クルマで山手通りを走っていて東中野駅前に差し掛かった時に、中野の高校に通っていた議員の息子Hが「美味いタンメン食ってこう」と言い出して、東中野の細い駅前通りにある店に行った。   「ここはさ、ムーシータンメンが美味いんだよ」 Hは得意げに言い、皆でそのタンメンを食べる事にした。 […]

  • 2022年2月22日

ホモホモ7

床屋で初めて「ルパン三世」を読んだのと同じ頃、「少年マガジン」で人生に大きな影響を与えたと思われる連載が始まっていた。 それがみなもと太郎の「ホモホモ7」だった。 内容はほぼ覚えていないが、敢えて記憶に蓋をしているだけかもしれない。 配信で読む事が可能だけど、怖くて読めないでいる。 今更の感もあるし、自分の性癖がここに始まっているのかと幻滅するのももっと怖い。   完全版 ホモホモ7【電 […]