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アイドル

  • 2021年4月24日

キャンディーズの記憶

ピンクレディーに触れたならばキャンディーズも取り上げないといけないが、実の所、それほど熱狂的なファンではなかった。 高校のクラスの奴らに聞けば、大抵は「ミキちゃん」派や「スーちゃん」派、「ランちゃん」派が決まっていたが、自分はどれにも属さず解散が決まってもさほど悲嘆にくれる訳でもなかった。   1978年4月初旬、春休み真っ只中に友人の家に遊びに行くと、友人が4月4日は空いているかを尋ね […]

  • 2021年4月23日

アイドルの悲哀 キャッツ★アイ / アパッチ

地元の百貨店でピンクレディーを見て売れないだろうなと感じた理由、それはペッパー警部の振付があまりにも大胆だったからだ。 ものすごいミニスカートなのに足をこれでもかと開く、目のやり場に困るというのが正直な感想だった。 ところが彼女たちは売れた。しかも猛烈な勢いで。   となれば生き馬の目を抜く芸能界、ピンクレディーよりも過激な振付にすればもっと売れるのでは?と考える人が出てくるのは自明の理 […]

  • 2021年4月22日

アイドルの悲哀 ピンクレディー

高校1年の頃、地元の百貨店の屋上に新人アイドルが来てサイン会が行われた。 田舎の百貨店に来るような新人アイドルは大抵日の目を見る事なく、大人のいいおもちゃとして弄ばれたままその活動を終えるんだろうなという妙な偏見があった。 「ドサ回り」という言葉に象徴される通り、何だか芸能人の悲哀を感じるようであまり好きではなかったのだ。   その日は強風、その中でミニスカートを履いた二人組の女の子はま […]

  • 2021年4月5日

写真をやっていて一番幸せだった日

写真部にいたくせにどんな写真が撮りたいかも定まっておらず、写真に対する情熱はあまり沸かないままだった。 川崎や川口の工場地帯に行っても煙突がにょきっとしているありきたりの構図の写真くらいしか撮れず、秩父まで写真撮影登山に出かけても半分ピントが合わない蝶々の写真しか物にできなかった。   そうこうしている間に何故かバンドのメンバー2人も写真部に入部してきた。 暗室で刺激臭のある定着液をパッ […]

  • 2021年2月14日

欲望はドカ雪のように

念願の一人部屋を手に入れた。 ベッドを置いて後は机と本棚、それだけでキチキチになる程度の大きさだったが、自分だけの王国だった。 壁にはアイドルのポスターをベタベタ貼った。 ベッドに横たわった時に正面に見えるのはアグネス・チャンのこのポスターだった。   出典:AUCFREE|明星1973年9月号◆アグネスチャン全身水着pin/安西マリア・水沢アキほか水着/麻丘めぐみ/山口百恵水着/西城秀 […]

  • 2021年2月2日

あっぽしましまぐー 中村晃子

確か、NET(現在のテレビ朝日)でやっていた子供向けテレビ番組。 内容については全くのうろおぼえ。「おかあさんといっしょ」か「おはよう!こどもショー」からの「ロンパールーム」というお子様鉄板コースがあったので滅多に観なかった。 わ、調べてみると 「アッポしましまグー」だったわ。 女の子がアッポちゃんで狼がしましまでアヒルがグーなんだ。 アヒル?グー? あれ、赤ずきんちゃん的な話じゃなかったっけ? […]