1976年
- 2021年5月14日
ラジオの思い出 吉田美奈子
高校生になり、木之内みどりやアグネスチャンのポスターをベタベタ貼った小さいながらも自分の部屋に専用のラジカセも置いた。 これで姉たちのおまけのような扱いからようやく脱却し、好きな番組を好きなだけ聞けるようになった。 この頃、よく聞いていたラジオ番組と言うと渋谷陽一以外はあまり記憶に残っていないが、ナッチャコや谷村新司だったかも。 よく覚えてないという事は、それほど思い入れがなかったか […]
- 2021年5月13日
あまのじゃく? Jefferson Airplane / Jefferson Starship / Starship
「Somebody to Love」で華々しく世に出た頃のジェファーソン・エアプレーンが好きな人、「We Built This city」が大ヒットした頃のスターシップが好きな人、色々だと思うが自分はJefferson Starshipと名乗っていた時代が一番好きだ。 だが低迷期だったのか、あまりその頃の音源がない。 Jefferson Airplane | Somebody to Love Je […]
- 2021年5月12日
売れる気ねえな Blue Oyster Cult
Pavlov’s Dogのアルバムジャケットを見てまるで売れる気がないと思ったが、「ヤングジョッキー」経由で、売れる気ないのでは?と言うバンドが他にも紹介されていた。 ブルー・オイスター・カルト、個人的にとても大好きなバンドだ。 とは言っても「Don’t Fear The Reaper」の1曲だけど。 Blue Oyster Cult | Don’ […]
- 2021年5月11日
悪い兄ちゃんたち Pavlov’s Dog
ヤングジョッキーを聴いていた時に、期待の新人としてPavlov’s Dogがかなり時間をかけて紹介された。 渋谷陽一が彼らの歴史を語った時に、メンバー全員がムショ帰りみたいな事を言って、ものすごく怖かった覚えがある。 サウンドの方はと言えばメロトロンを使ったドラマティックな雰囲気。 でも何と言ってもボーカルのデビッド・サーカンプ?の特徴ある声が最大の売り物だった。 &nb […]
- 2021年5月2日
大人の音楽 The Marshall Tucker Band – 24 Hours at a Time
高校生になって、出会う人が聴いている各々異なる音楽に触れるのは新鮮な体験だった。 中学校くらいまでは狭いコミュニティが全世界だから、皆同質の体験しかしておらず、外と接点のある大人や兄妹の影響がないと新しいものには目覚めなかった。 今のようにネットに情報が溢れていれば、狭い世界に生きていても世界中の事を知った気になれるが、当時は直接のコミュニケーションがほとんどだった。 だからちょっとませた奴は雑誌 […]
- 2021年4月28日
全員がいい人だ 玉ねぎ横丁のお嫁さん
NET(現テレビ朝日)でやっていた「ゴールデン劇場」というドラマ枠が好きだった。 何となくの記憶しかないが、竹脇無我や加藤剛といった好感度の高い人たちが繰り広げる人情ドラマで「だいこんの花」とかの野菜の名前が付いていた記憶がある。 その中で一番好きだったのは「玉ねぎ横丁のお嫁さん」という作品。 香山美子演じる主人公が再婚するのだが、何と嫁入り先には行方不明になった元亭主の杉浦直樹が下宿していたみた […]
- 2021年4月22日
アイドルの悲哀 ピンクレディー
高校1年の頃、地元の百貨店の屋上に新人アイドルが来てサイン会が行われた。 田舎の百貨店に来るような新人アイドルは大抵日の目を見る事なく、大人のいいおもちゃとして弄ばれたままその活動を終えるんだろうなという妙な偏見があった。 「ドサ回り」という言葉に象徴される通り、何だか芸能人の悲哀を感じるようであまり好きではなかったのだ。 その日は強風、その中でミニスカートを履いた二人組の女の子はま […]
- 2021年4月8日
バンドの2曲目 Led Zeppelin – Heartbreaker
高校に入学して、それまでロックなど聞いた事がなかったのにバンドを始め、夏休み明けには最初のコンテストに出場したが、当然の如く結果は箸にも棒にも引っかからなかった。 問題は今後もバンドが継続されるかだったが、コンテストが終わってから数日後、メンバーが言った。 「次は文化祭出るから。新曲やるよ」 そう言って渡されたカセットの中には候補曲が数曲入っていた。 Heartbreaker Led […]