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1976年

  • 2022年10月23日

Jackson Browne – The Pretender

ジャクソン・ブラウンの「レイト・フォー・ザ・スカイ」、「あふれでる涙(Here Comes Those Tears Again)」、そしてこの「プリテンダー」は英語が拙かった高校生の時分から聴くと何故か涙が止まらなかった。 恐らく漂う無常観が日本人の琴線に触れるせいだろうか。   Jackson Browne | The Pretender Jackson Browne | The Pr […]

  • 2022年10月22日

運命の轍 The Doobie Brothers – Wheels of Fortune

高校生の頃、自分の中で圧倒的に人気があったのはイーグルスとドゥービーブラザース、ジャクソン・ブラウンだった。 この3者に関してそれぞれのベスト20が作れるほど好きだった。   パチンコで勝った時に考えたのはまずこの3つのこれまでのアルバムを揃えようという事だった。 結局、1978年時点でイーグルスは「ファースト」、「ならず者」、「オン・ザ・ボーダー」、「呪われた夜」、「ホテル・カリフォル […]

  • 2022年8月28日

鶴見線に乗って Greg Kihn Band – Jeopardy

高校では写真部に入って、主に風景写真を撮っていた。 人物ポートレイトは色々と準備や事後がめんどくさそうだったからという単純な理由で敬遠していた。 風景の場合は文句言ってこないしね。   高校1年の時が一番真面目に写真に取り組んでいたと思う。 工場写真に魅力を感じて地元の工場だけでなく、川口のキューポラ地帯や川崎の京浜工業地帯まで足を運んだ。 夏休みの物凄く暑い日に重たいカメラケースを肩に […]

  • 2022年8月16日

風 ほおづえをつく女

「風」はどんぴしゃの世代だった。 大学院の頃に行ったカラオケパブやスナックでは大抵歌う曲のローテーションの中に入っていた。 ・22才の別れ(風) ・あの唄はもう唄わないのですか(風) ・ささやかなこの人生(風) ・落陽(吉田拓郎) ・ロンリー・ジャーニー(山本達彦) ・夏の愛人(山本達彦) ・月下美人(門あさ美)   風 | ほおづえをつく女 風 | ほおづえをつく女(1976) &nb […]

  • 2022年8月13日

フォークギター

高校の合格祝いにフォークギターが欲しいと答え、ピアノ講師をしていた上の姉の社内割引を利用してヤマハの下から二番目のグレードのモデルを買ってもらった。 当時家にあったスコアはビートルズと明星ヤングソングだけだったので最初はそれを見ながら指を押さえる練習をした。 なかなか上手くならずに、確かアリスかグレープのスコア集を買って練習したりもした。 最終的にはデビッド・リンドレー特集が載っていた「月刊ヤング […]

  • 2022年5月15日

S君と花火

高校の友達にS君という奴がいた。 両親共に教育者というお堅い家庭に育った好青年だったが、ややワイルドな所があった。   音楽はチューリップを崇拝していて、家に泊まりに行くと、とにかく聴けの一点張りで「夢中さ君に」の「財津さん!」という駆け合いをやらされたりした。 夜中に近所の原っぱで花火大会をやり、ロケット花火や打ち上げ花火の手持ちというのをやったのもこの時が初だった。 さあ、寝ようかと […]

  • 2022年2月7日

内藤やす子 想い出ぼろぼろ

素晴らしい歌声の持ち主が出てきたな、と感じた記憶がある。 特に「弟よ」の次に出した「想い出ぼろぼろ」はちあきなおみの「花吹雪」、石川さゆりの「ホテル港や」と同じように、歌手と曲、全てがカッコいい鬼気迫る名曲だと思う。   でもこういう声の持ち主は皆、声が出なくなっちゃうんだよなあ。残念。   内藤やす子 | 想い出ぼろぼろ 内藤やす子 | 想い出ぼろぼろ(1976)   […]

  • 2022年1月18日

Aerosmith – Dream On

初めて聴いたのは友人の家での麻雀に呼ばれた時だった。 輸入盤セールで買ったアルバムの帰りだったので、すぐにでも聴きたくて友人宅で無理を言って麻雀中にかけてもらった。 しまった。家でゆっくり聴けばよかったと後悔した。 自分の中ではミック・ジャガーの後継者は決まったなという印象だったのを覚えている。   Aerosmith | Dream On Aerosmith | Dream On(19 […]

  • 2021年9月19日

スーパーカー・ブーム

1976年の夏、中学時代の友人たちと千葉に海水浴に行く費用を捻出するため、晴海で行われた「スーパーカー・ショー」(正式な呼び名は覚えていない)でバイトする事になった。 当時、スーパーカーは空前の人気で、ショーも3日か4日かぶっ通しで行われるという大イベントだった。   下の姉に紹介してもらったバイトで晴海の会場の飲食を仕切っている某有名企業のブースでの調理補助だった。 高校1年かそこらで […]

  • 2021年8月16日

夢でも見てたのか

人生にはまるでエアポケットに落ちたような一瞬が存在する。 高校の正門とは別に裏門があって、近くには自転車置き場と各部活の部室棟があった。 教室のある本棟とは離れていて、先生方もあまり見回りには来ないので登下校はもっぱらそちらを利用していた。   ある朝、学校の裏門に着き、自分が属する写真部室の前に異様なものを発見した。 そこにはまごうことなきジャングルジム、公園にあるジャングルジムが建っ […]