- 2022年9月24日
小学館の学習図鑑「保健と人体」
自分が買ってもらった訳ではないが、家には小学館の「保健と人体」という学習図鑑もあった。 これに載っていた写真や絵はかなり強烈で、手術シーンの血しぶき舞い踊る写真、ホウレンソウを生で食べるとこんな事になりますよと警告し、体内から出てきた超巨大寄生虫の写真、そして栄養が偏るとこうなりますよ、と言って表現されている数々の病気の人の絵、現在の基準では到底ありえないイメージのオンパレードだった。   […]
自分が買ってもらった訳ではないが、家には小学館の「保健と人体」という学習図鑑もあった。 これに載っていた写真や絵はかなり強烈で、手術シーンの血しぶき舞い踊る写真、ホウレンソウを生で食べるとこんな事になりますよと警告し、体内から出てきた超巨大寄生虫の写真、そして栄養が偏るとこうなりますよ、と言って表現されている数々の病気の人の絵、現在の基準では到底ありえないイメージのオンパレードだった。   […]
幼い少年の心に消えない傷を残す、そんなトラウマイメージの宝庫が小学館の学習図鑑シリーズだった。 自分は図鑑好きだったが、当時は学習図鑑シリーズ以外に子供向け図鑑というのがなかったのもあって、「鳥」、「動物」、「魚類」、「虫」、「鉱物」、ほぼ小学館で取り揃えていた。 こういう図鑑には大抵落とし穴があって、カラーの図番にはあまり「ぐえっ」というものはないのだが、白黒の解像度の低い写真など […]
60年代は人を不快にさせる写真や絵といったものを掲載するのに全く気を遣わない時代だった。 そのせいで不意打ちのようにショッキングなものを見せられ、脳裏に焼き付いて離れない事が度々あった。 忘れがちな場所としては「医者」がトラウマの宝庫だった。 待合室のポスターに張ってある絵や写真がとてつもなく怖い事が多く、中でも強烈に印象に残ったのが「病気と便の色」というポスターだった。 ポスター中 […]