Motel 16

  • 2022年4月5日

球技の才能

地元には旧市街の老婆のいるビリヤード場だけでなく、駅近のボーリング場にもビリヤードができる場所があった。 こちらは四つ玉2台、ポケット台2台置いてあったが、映画「ハスラー」が流行るまではポケットをやる人はあまり多くなかった。   もっぱら一緒に突く相手はMという友人だった。 Mは元高校球児で某プロ球団からスカウトされたほどの運動神経抜群の人間で様々な球技に長けていた。 ビリヤードの台が空 […]

  • 2022年4月4日

老婆のいる撞球場

自分の地元、旧市街のいわゆる三業地区の辺りに、普通の民家にしか見えないけどビリヤード台が置いてあって、突かせてくれる撞球場があった。 細い道の途中にあるのだが看板など出ているはずもなく、門をくぐって、中庭を通って、引き戸を開けると四つ玉の台が二台置いてあり、壁には貸出用のキューがずらっとかかっていた。 壁の切れ目には「マッセ禁止」の張り紙が貼ってあり、その下で店番のおばあちゃんが椅子にちょこんと腰 […]

  • 2022年4月3日

低予算特撮 魔神バンダー

子供の頃、外国映画と日本映画での特撮の違いが不思議で仕方なかった。 外国映画の特撮は人形をコマ落としで動いているかのように撮っているので、骸骨とかも動いてチャンバラをしていた。ただし動きはカクカクしていた。 それに対して日本のは完全な被り物だったので、奇抜な造形であっても人間が演じているんだろうなあ(ウルトラマンのオイル怪獣ベスタ―や古代怪獣ドドンゴみたいな)というのが見えていた。   […]

  • 2022年4月2日

森昌子 中学三年生

最近頭の中でこの曲が鳴っている事がままある。 森昌子の「中学生シリーズ」デビューから三曲目で「せんせい」、「同級生」と基本の曲調は同じ。   (Aメロ) (サビで昌子の伸びのある声を盛大にフィーチャー) (Bメロ)最後に昌子の伸びのある声 三曲共にこんな感じで進んでいくが、「中学三年生」は圧倒的に完成度が高い(気がする)。   森昌子 | 中学三年生 森昌子 | 中学三年生(1 […]

  • 2022年4月1日

みんなで歌おう、今週の歌!

中学2年の時の担任の発案で授業終わりのHR後には、担当が持ち回りで「今週の歌」を教室後ろの黒板に書いておいて、それを1週間歌うのが習慣だった。 最初の内は自分の好きなアイドルの曲を恐る恐る書くような状態だったが、途中からエスカレートしていき、自分が担当の時には夏木マリの「おてやわらかに」を今週の曲として書いた記憶がある。 当然夏木マリの「絹の靴下」もその前に選ばれていた。   夏木マリ […]

  • 2022年3月31日

神田駿河台下 パチンコ人生劇場

下の姉の大学が神田駿河台下にあったので高校生の頃はたまにパチンコを打ちに行っていた。   昔のパチンコ屋は大手チェーンではなく、個人経営に家の生えたような店が多く、店名もそれなりに趣きがあった。 中でも路地の中にある「人生劇場」は気に入っていた。 何故か、この店では球が出た覚えがある。   すずらん通りにも「ポニー」とか何軒か店があったと思うが、やはり「人生劇場」のインパクトに […]

  • 2022年3月30日

初めて聴いたE,W&F

高校3年の時、駿台予備校の夏期講習の帰りだったか、ガールフレンドとの予備校終わりの待ち合わせだったか覚えていないが、駅のそばの「ロイヤル」という店でパチンコを打ったらそこそこ球が出た。 時間もあまりなかったし、お茶の水近辺の特殊景品交換所の場所も詳しくないので、景品に変える事にした。   景品の棚にはアース、ウィンド&ファイアのベスト盤が置いてあった。 当時はロックしか聴いておらず、自分 […]

  • 2022年3月29日

線から面へ 原宿~青山~六本木又は赤坂

自分にとって謎の地名だった表参道の場所が解明した。 何の事はない、原宿から少し歩けば表参道だった。左に行けば青山で、右と直進はよくわからなかった。 青山通りを進むと青山三丁目があって、ベルコモンズのある交差点を右に行けば「スナックO&O」や「ジロー」、左に行けば一度だけウェスタンブーツが欲しくて店内を冷やかしたけど高くて買えなかった「ベイリー・ストックマン」だった。 更に神宮外苑を通り過 […]

  • 2022年3月28日

線から面へ 渋谷~原宿

自分の頭の中の東京地図は長らく山手線路線図と地下鉄の一部が全てで、駅のある場所が線でつながっているだけだった。 クルマの免許を取った事でようやく電車のない町も含めて通りに沿った線が広がっていったが、JRと地下鉄といった電車とクルマを組み合わせて考える事は難しかった。 六本木と渋谷の位置関係を聞かれても、よくわからないままだった。   大学生になり渋谷に足繁く通うようになって、何度も歩く内 […]

  • 2022年3月27日

線から面へ 山手通りよりも内部

方向音痴というのは一生治らない。 免許を取り、都内にクルマで出かける事もあったが常に自分に言い聞かせていた事があった。   ・基本は関越道を使う。下の道で行った場合は迷子になると思え。 ・下の道、国道16号を使った場合は特に注意事項なし。254号の場合は山手通りを越えてはならない。 ・環八、環七、山手通りは必ず右折。左折した場合は保証の限りではない。 ・環八は走りやすいが車線が多い。環七 […]