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2022年7月

  • 2022年7月11日

ロケット弾

駄菓子屋玩具として銀玉鉄砲と同じくらい誰もが持っていたのが、「ロケット弾」だった。 ロケット型をしたプラスチックの先端に金属があり、金属同士の間に空間があってそこに紙火薬を挟む。 後はロケットを空に投げれば金属の重い先端が下になって落ちてきて、地面に落ちた時の衝撃で金属同士が紙火薬を潰して「パン!」という音がする。 ただただそれだけのおもちゃだったが夢中になって遊んだ記憶がある。   出 […]

  • 2022年7月10日

銀玉鉄砲

子供の頃は戦争ごっこが大好きで、銀玉鉄砲を携えては近くの寺の山や由緒あるお屋敷のお庭に勝手に忍び込んで遊んだ。 本体の銃は駄菓子屋に売っていていつ買ったのかも覚えていないが、驚くほど安価だった気がする。そして消耗品の箱に入った銀玉も絶妙の価格設定で、貧乏家庭の子であっても使った玉をちまちま回収しないで済むくらいの心地よさだった記憶がある。   不思議なもので小学生の頃は夢中になって銀玉鉄 […]

  • 2022年7月9日

輪ゴム銃

子供の頃、裏通りの大イチョウの樹のそばに長屋があり、そこの住人の大工の家のお富さんと呼ばれるお兄さんが皆に輪ゴム銃を作ってくれた。 よくあった割り箸鉄砲ではなく、大工修行中の息子が端材を使って作った本格的な銃だったので皆、お富さんに一目置いていた。 一番ラッキーだった近所のお兄ちゃんは連射式のマシンガンみたいな形の銃をプレゼントしてもらって、とても羨ましかったのを覚えている。   当時は […]

  • 2022年7月8日

痴漢に遭った事

JR中央線に乗って大学に向かっていた時だった。 いつも通り、Tシャツに短パン、バックパックというアメリカかぶれファッションで国分寺から上り方面に乗っていた。 昼少し過ぎた時間でさほど車内は混んでいなかったが、ドア付近の吊革につかまって広告をぼーっと見ていたら近くに人が立ったのを感じた。 「混んでないのに妙に近くに立つな」くらいの感覚で気にも留めずに広告を見続けていると、何だか下半身がもそもそしてき […]

  • 2022年7月7日

合コンの記憶 Kajagoogoo – Too Shy

人生において合コンに参加した事が一度だけある。 元々酒を飲まないし、大学もそういう感じの雰囲気ではなかったので、「合コンやろうぜ」という話になる事は全くなかった。   たった一度だけの体験はバイト先の地元の喫茶店からだった。 地元近くの大学に通っている同じフロア担当の後輩が「カッコいい大学行ってるから合コンとかやり放題なんでしょうねえ」と聞いてきたので、「いや、一度も行った事ない」と答え […]

  • 2022年7月6日

レッツゴーヤング

「ステージ101」から時を経て、「レッツゴーヤング」が始まった。 同じようなフォーマットかと思っていたが、NHKが自前でメンバーを揃えたヤング101とは違って、サンデーズは芸能事務所の売り出したい新人から構成されていたのが大きな違いだった気がする。   実はサンデーズの倉田まり子が好きだったのはあまり公にしたくない事実だ。 どうしても投資ジャーナルの中江社長の顔がちらつく。   […]

  • 2022年7月5日

ステージ101

NHKで「ステージ101」という公開歌番組をやっていた。 ほとんど内容は覚えていないが、「おんぺきれん」という女性が出ていたのと、今はアニソンを歌う串田アキラさんが オレンジ泥棒の疑いをかけられて吊るされる みたいな怖い曲を熱唱していたのを記憶している。   でも一番記憶に残っているのは「涙をこえて」だ。 The 5th Dimensionの「Up, Up and Away」にしか聴こえ […]

  • 2022年7月4日

カラオケ事始め

カラオケについてはまさしく自分と同世代、一緒に成長してきたかのような心持ちになる。 元々は「8トラ」と呼ばれるどでかいカセットにオケだけが入っていて、専用の機械で再生するものだった。 自分の家でもそれを買いたい母親とそんなものは無駄だという父親がよくケンカをしていた。しばらくはソ連帰りの伯母の家にある8トラで歌わせてもらっていたが、ついに我慢できずに家でも購入していた記憶がある。   当 […]

  • 2022年7月3日

シャイニング

人生の中で映画を一番観たのは大学、大学院の時代だ。 「未知との遭遇」、「スターウォーズ」、「ブルースブラザーズ」、「インディジョーンズ」、「ゴーストバスターズ」、「バックトゥザフューチャー」、「グーニーズ」 そんな中で強烈に記憶に残っているのが「シャイニング」だ。   何が記憶に残っているかと言えば、全編通して意味がわからなかったという事。 ジャック・ニコルソンが徐々に病んでいくのはわか […]

  • 2022年7月2日

新御三家

テレビのチャンネル権は父親以外に与えられなかった家庭だったが、母親も姉たちもこぞってミーハーだった。 母親は元祖「御三家」の西郷輝彦のファンだったし、上の姉は布施明ファンだった。   1970年代に売れた郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎の通称「新御三家」については、下の姉がドンピシャ世代で、どうやら自分には郷ひろみのようになってもらいたかったようだ。 ガーナチョコレートのCMで着ていた白いセ […]