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2021年

  • 2021年2月14日

欲望はドカ雪のように

念願の一人部屋を手に入れた。 ベッドを置いて後は机と本棚、それだけでキチキチになる程度の大きさだったが、自分だけの王国だった。 壁にはアイドルのポスターをベタベタ貼った。 ベッドに横たわった時に正面に見えるのはアグネス・チャンのこのポスターだった。   出典:AUCFREE|明星1973年9月号◆アグネスチャン全身水着pin/安西マリア・水沢アキほか水着/麻丘めぐみ/山口百恵水着/西城秀 […]

  • 2021年2月13日

欲望は新雪のように

1971年の段階では「月刊プレイボーイ」なんぞは読んでいなかった事を思い出したが、津田京子さん以来の何となくもやもやする感情は継続的に起こっていた。 例えるなら、新雪が積もらずに地面に落ちてすーっと溶けていく、そんな状況だ。   そのもやもやの記憶の一つが1970年の「魔法のマコちゃん」だった。 それまでのサリーちゃんやアッコちゃんと違って、外見や所作がいちいち大人っぽかった記憶がある。 […]

  • 2021年2月12日

一体何人組? Hamilton, Joe Frank & Reynolds

「恋のかけひき (Don’t Pull Your Love)」の大ヒットで知られるハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズ。   ごく最近までハミルトン、ジョー、フランク、レイノルズの4人組だと思っていた。 ジョー・フランクで一人分だったのね。   Hamilton, Joe Frank and Reynolds | Don’t Pull Your Lo […]

  • 2021年2月11日

ちょっと早熟? 大江健三郎

中学生の頃、友人の影響で大江健三郎を読み始めた。 最初に読んだのが「われらの時代」、後で思い返すと当時の大江健三郎の作品の中ではちょっと異彩を放っていた気がする。 でもそれが幸いしたのか、そこから「芽むしり仔撃ち」や「個人的な体験」と続けて読み進めていく事ができた。   1982年の「『雨の木』を聴く女たち」くらいまでは全部読んでいた気がするが、驚くほど内容を覚えていない。 こんなご時世 […]

  • 2021年2月10日

Bookworm

幼稚園に上がる前から「少年マガジン」を読んでいたが、漫画だけを読んでいた訳でもない。 近所に住む新聞記者のおじさんの家に世界文学全集があったので、小学生の時は勝手にそこに行って貪るように本を読んだ。 「ヴェニスの商人」、「巌窟王」、「ガリバー旅行記」、「トム・ソーヤの冒険」、「千夜一夜物語」、著名な作品はこの時に読んだけど中身は一切覚えていない。 記憶に残っているのは「デブの国ノッポの国」という作 […]

  • 2021年2月9日

素敵な名前

もう一つ、当時のダイアモンドサッカーでの思い出と言えば、普通では聞く機会がない(日本人にとっての)面白い名前に触れる事だった。 その中でも鮮明に覚えているのはレンセンブリンク、オランダ代表の選手だった。   オランダのプレイヤーの名前はワクワクするよね。 ファンホーイドンク、ファンニステルローイ、ファンデルハールト、ファンブロンクホルスト、フェネホールオフヘッセリンク。 アレクサンデショ […]

  • 2021年2月8日

憧れのプレイヤー

ダイアモンドサッカーに出てきた往年の名選手の中で一番好きだったのは、ポーランド代表ラトー選手だ。     出典:時事ドットコムニュース|サッカーW杯 歴代得点王 写真特集   優男風のクライフやアーティスト風のベッケンバウアーと比較してこの風貌、しかも当時はまだ社会主義の国の代表だった。 でもとにかく速い、速い、今で言うとケガをしない丈夫なロッベンみたいな感じかな。

  • 2021年2月7日

ベッケンバウアーは悪者? 1974年ワールドカップ西ドイツ大会

「三菱ダイアモンドサッカー」はほぼ毎週観ていた。 今となっては信じられない話だけどワールドカップの試合を放送してくれていた。 1974年西ドイツ大会の決勝トーナメントのほとんどの試合を観たと思う。 決勝はベッケンバウアー、ゲルト・ミューラーの西ドイツとヨハン・クライフのオランダの一戦だったけど、とにかく学校でのクライフ人気は凄まじかった。 ゲルト・ミューラーは愛嬌があるから許されたけど、ベッケンバ […]

  • 2021年2月6日

少年ジャンプの思い出

有害図書事件で少年マガジン購読を禁止された後、しばらくはマンガ週刊誌を買わなかった。 下の姉の買った「週刊マーガレット」を盗み見ては、「ガラスの城のイサドラ、恐ろしい娘」などと、勝手に感想を抱いていたので取り立てて不満はなかった。   でも1972年の末だったか1973年の初頭に定期購読が復活する。 しかも「少年ジャンプ」で。 何がきっかけだったかまでは覚えていないが、永井豪の「マジンガ […]

  • 2021年2月5日

ウルトラエース?

今も怪獣やヒーローが好きだが、1967年が夢中になるきっかけの年だったのではないかという気がする。 「ウルトラマン」が放映開始され、一気にのめり込んだ記憶がある。 実はその前の「ウルトラQ」は1966年にはリアルタイムで視聴してなかった。 すぐにTBSで再放送されたので「ウルトラマン」→「ウルトラQ」(再)→「キャプテンウルトラ」→「ウルトラセブン」の順番で視聴したんじゃないかな。   […]