- 2021年3月16日
カラーテレビとのニアミス
どんな物にも寿命がある。 1969年、ビクターの白黒テレビは限界を迎えようとしていた。 当時は量販店ではなく町の電器屋さんが様々な家電を手配し、修理してくれた時代だった。 我が家にも東北から集団就職で上京して、頑張って独立して奥さんと二人で小さな電器屋を開業したてという好青年が足繁く通ってきていた。 (まるで「三丁目の夕日」のようだが、嘘つきだった父の話なので集団就職の下りは嘘かもし […]
どんな物にも寿命がある。 1969年、ビクターの白黒テレビは限界を迎えようとしていた。 当時は量販店ではなく町の電器屋さんが様々な家電を手配し、修理してくれた時代だった。 我が家にも東北から集団就職で上京して、頑張って独立して奥さんと二人で小さな電器屋を開業したてという好青年が足繁く通ってきていた。 (まるで「三丁目の夕日」のようだが、嘘つきだった父の話なので集団就職の下りは嘘かもし […]
映画は地元の映画館でしか観た事がなかった。 当時地元の映画館は3館営業していて(内1つは成人映画専門の日活)、ほぼタイムラグなく新作や話題作を観る事ができたのでそれで十分だと思っていた。 中学2年の時に友人と新宿に行く機会があった。 そこで友人が「映画でも観るか」と言って連れていかれたのが新宿の東口にある何とかいう名画座だった。 まるで頭を殴られたような衝撃を受けた。 新宿に来れば、 […]
G.I.ジョーが流行った時期がある。 でもG.I.ジョーは高価で、とてもじゃないが買ってもらえなかった。 裕福な友人の家に行って遊ばせてもらった事があるが、「これだけ色んな場所が動くんじゃ高いよな~」と思いながら、ロメロ・スペシャルかけられる側のポーズを取らせたりして結構楽しかった。 そんな裕福な友人がある日、「なあなあ、知ってるかよ」と教えてくれたのが「G.I.ジョー電話」だった。 […]
若井はんじ・けんじはものすごく面白かった印象がある。 はんじさんが「雪やこんこ」、けんじさんが「雪山讃歌」を同時に歌い出し、最後に ♪ おれたーちゃー、コタツで丸くなる で揃ってしまう、まさしく名人芸だった。 そんなお二人のテレビ出演の中で一番鮮烈な印象なのは、多分「大正テレビ寄席」ではなく別の演芸番組だったと思うが、ネタの最中、ボケのはんじさんは汗をかきながら ♪ ビバ、ビバ、ラン […]
コミックバンドやトリオ漫談と呼ばれるものがとても好きだった。 ドリフターズ、殿さまキングスはもちろん、てんぷくトリオ、ドンキーカルテット、トリオ・スカイライン、ギャグ・メッセンジャーズ、漫画トリオ。 そんな中で「ミュージカルぼーいず」が記憶に残っている。 モダンカンカンとかダイナブラザーズ(かなり記憶が曖昧)のように音楽中心でたまにくすっと笑える系統だったにも関わらず、笑いの爆発力も […]
もう一つ取り上げておかないといけないのは「大正テレビ寄席」。 こちらはあの「ドリフターズ」がコミックバンドとしてしょっちゅう出演していた。 演奏中にドラムの加トちゃんがスネアを叩きながら前に出てきて、腰をカクカク動かし、最後は長さんに怒られる。 これだけで大爆笑だったもんなあ。 他にも「殿さまキングス」のムチ打ちになりそうな欧陽菲菲の物真似、「東京コミックショウ」のレッド・スネーク・ […]
昔のお笑いタレントが主戦場とし、人気者として羽ばたいたテレビ番組、記憶に残るものが幾つかある。 その一つは「お昼のゴールデンショー」、その名の通り平日のお昼の時間にやっていた。 「コント55号」の人気を決定づけた番組だと勝手に思っている。 体を上下動させながらの なんで そうなるの~ 大好きだったな。 コント55号の世界は笑う コント55号の世界は笑う これは黄金期の番 […]
カラーマークが付いていたアニメ、「マイティ・ハーキュリー」か「冒険少年シンドバッド」のどちらもハンナ・バーベラ・プロダクション制作かと思い込んでいたが、調べた所、シンドバッドの方だけだった。 自分が勝手に抱くハンナ・バーベラのアニメの特徴と言えば、 ・NET(現テレビ朝日)で放送 ・尺が短い(大体一話が10分弱) ・3話編成で1話目と3話目がメインのタイトルで2話目に違 […]