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2021年

  • 2021年5月5日

歴史に残るバカげた試合

その日はバンドの練習があって友人の家に集まっていたが、昼過ぎに「なあ、高校サッカーの決勝観ようぜ」と言って、練習を中断してもらった。 何故そんなに観たかったかと言うと、知性派(!)田嶋幸三を擁して全国優勝した翌年に天才水沼貴史のいる地元代表校が連覇を果たすかを見届けたかったのもあるし、中学校の時のクラスメートが1年生ながらレギュラーで出ていたからだった。   決勝は歴史に残る試合となった […]

  • 2021年5月4日

怖いと言えば 怪奇大作戦

1968年放送の「怪奇大作戦」。 今ではDVDを買うほど好きだし、ついでに「怪奇大家族」も大好きだ。 何しろ円谷プロのウルトラセブンに続く正式な後継作だもの。   でも放送当時はあまりの怖さにまともに観る事ができなかった。 第1話の「壁抜け男」の回、これがトラウマでリアルタイム視聴はギブアップした。   怪奇大作戦 Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ 勝呂誉 ]価格: […]

  • 2021年5月3日

アメリカンロック The Doobie Brothers – Take Me in Your Arms

「アメリカン・ロック」……何てざっくりした言葉だろう。 多分元々は「ブリティッシュ・ロック」と区別するための記号なのだと思うが、それにしても乱暴だ。 カテゴリ分けってとても気持ち悪い作業だけど、すっきり納まると気持ちが良かったりして、実は自分は大好きだったりする。   高校1年で初めて触れたマーシャル・タッカー・バンドとかはアメリカ南部出身らしく、アメリカン・ロックの中のサザン・ロックと […]

  • 2021年5月2日

大人の音楽 The Marshall Tucker Band – 24 Hours at a Time

高校生になって、出会う人が聴いている各々異なる音楽に触れるのは新鮮な体験だった。 中学校くらいまでは狭いコミュニティが全世界だから、皆同質の体験しかしておらず、外と接点のある大人や兄妹の影響がないと新しいものには目覚めなかった。 今のようにネットに情報が溢れていれば、狭い世界に生きていても世界中の事を知った気になれるが、当時は直接のコミュニケーションがほとんどだった。 だからちょっとませた奴は雑誌 […]

  • 2021年5月1日

King Crimson – Exiles

ELPを夢中になって聴いていた高校時代、キングクリムゾンとイエスを合わせて「プログレ御三家」と呼ばれていた。 当時はその中でもキングクリムゾンが一番好きだった。   King Crimson | Exiles King Crimson | Exiles   どれかおススメは?と尋ねられてもどう答えていいかわからないほど好き。   アイランズ [ キング・クリムゾン ] […]

  • 2021年4月30日

こういうのもいいね Keith Emerson & The Nice – America

大江健三郎、安部公房を教えてくれた友人からは他にもたくさんの事を学んだ。 自分はただのくそガキで与えるものなんて何もなくて、与えてもらう事ばかりだった。 ある意味、自分は彼に育ててもらったんじゃないかと思う。   ELPを教えてくれたのも彼だった。 「展覧会の絵」のアルバムで4/5拍子、4/6拍子という拍子が存在する事を知った。 「四部作」が発売された時には、珍しく興奮してカール・パーマ […]

  • 2021年4月29日

こういうのもいいね 安部公房

大江健三郎を教えてくれた中学からの友人。 高校になってからもバンド活動に必要な音源のカセットへの録音等、様々な面でお世話になった。   彼は大江健三郎以外に安部公房も好きで、その影響で当時のほとんどの作品を読んだ。 ほとんど内容は覚えてないけど、「耳の値段」と「棒」だけは鮮明に覚えている。   【中古】 R62号の発明/鉛の卵 改版 / 安部 公房 / 新潮社 [文庫]【メール […]

  • 2021年4月28日

全員がいい人だ 玉ねぎ横丁のお嫁さん

NET(現テレビ朝日)でやっていた「ゴールデン劇場」というドラマ枠が好きだった。 何となくの記憶しかないが、竹脇無我や加藤剛といった好感度の高い人たちが繰り広げる人情ドラマで「だいこんの花」とかの野菜の名前が付いていた記憶がある。 その中で一番好きだったのは「玉ねぎ横丁のお嫁さん」という作品。 香山美子演じる主人公が再婚するのだが、何と嫁入り先には行方不明になった元亭主の杉浦直樹が下宿していたみた […]

  • 2021年4月27日

MFSBのTSOP

バリーホワイトの曲名が長いと書いたが、MFSBのTSOPに至ってはグループ名も曲名も省略形だ。 正しくは「Mother Father Sister Brother」の「The Sound of Philadelphia」だけど、ソウルトレインのテーマソングと言った方が通りがいいかも。 最初はスリー・ディグリーズの曲かと思っていたら、確かに歌っているのは彼女たちだけど、MFSBという大きな集合の一部 […]

  • 2021年4月26日

低音の魅力 Barry White

上の姉が持っていたLPの中にスタイリスティックスと後はもう一つ、バリー・ホワイトがあった。 バリー・ホワイトと言えば今やクラシックと言っても差し支えない「Love’s Theme(愛のテーマ)」で有名な人だ。 ストリングスの美しい旋律で始まる曲は音楽のプロの姉がいかにも好みそうだった。 でも中学生の自分には、とにかく曲の題名が長い人というイメージが強かった。   You're […]