MONTH

2021年5月

  • 2021年5月11日

悪い兄ちゃんたち Pavlov’s Dog

ヤングジョッキーを聴いていた時に、期待の新人としてPavlov’s Dogがかなり時間をかけて紹介された。 渋谷陽一が彼らの歴史を語った時に、メンバー全員がムショ帰りみたいな事を言って、ものすごく怖かった覚えがある。   サウンドの方はと言えばメロトロンを使ったドラマティックな雰囲気。 でも何と言ってもボーカルのデビッド・サーカンプ?の特徴ある声が最大の売り物だった。 &nb […]

  • 2021年5月10日

仔牛のチーズ焼き

「山口屋菓子店」と並んで印象に強く残っているのが、大宮にあった「キッチンブルドッグ」だ。 大宮なんて滅多に行く事のない大都会で当時はまだ珍しい大宮ステーションビルという駅ビルがあった。 小学校3年のクソガキは、駅ビルの本屋で少年探偵団の「青銅の魔人」を買ってもらい、それだけで有頂天だった。   大宮に赴任中だった父親が、大通りから一本入ったアーケードの細い道(マップで調べたらすずらん通り […]

  • 2021年5月9日

山口屋洋菓子店

小学生の一時期だけ、絵がものすごく上手だった。 授業で描いた絵がことごとく展覧会で入選や特選となり、家には賞状が溢れ返った。 中でも小学校4年の時に描いた絵は全国展覧会まで進み、そこでも特選となって、作品は全国を巡回した。   一年くらい経ったある日、学校から例の絵が地元に来ていると連絡があった。 展示されている場所は埼玉会館、生まれて初めて行く県庁所在地だった。 父親は特殊な地方公務員 […]

  • 2021年5月8日

ジルバ・コンテスト Andy Gibb – Shadow Dancing

ディスコ友達のK君がレコード片手に家にやってきた。 理由を聞くと、一緒に課題曲のダンスの練習をしたいとの事。 課題曲?   さらに詳しく聞いてみるとこういう事情だった。 六本木のディスコ「グリーングラス」で行われたジルバ・コンテストにK君のお姉様と出場して予選通過した。 今週末が決勝なので練習したい。   色々と突っ込みたかった。 自分がまだ行った事のない六本木のディスコに行っ […]

  • 2021年5月7日

ディスコ仲間登場 The Michael Zager Band – Let’s All Chant

高校2年の時に「カンビバ」に行って以来、ずっとディスコに行きたいと思っていたがなかなかその機会が訪れなかった。 一番仲の良いバンドのメンバーたちもあまりディスコには興味がないらしく、誘っても行く雰囲気ではなかった。   こうなりゃ仕方ない、都内の私立校に行ってる奴らに声をかけよう。 何人か声をかけた内、アメリカ留学帰りのK君が現地で覚えたステップを披露したいという事だった。 言ってる事は […]

  • 2021年5月6日

あべ静江の美しさ

世の中にこんな綺麗な人がいるのか、しかも声まで美しい、 テレビを観ながらぽーっとなったのはこの人に対してが初めてだったかもしれない。   「明星ヤングソング」にデビュー曲「コーヒーショップで」が載っていたのでその存在は知っていた。 なかなかテレビで観る機会がなく、初めてちゃんとした形で拝見したのは「真夜中のあいさつ」というドラマだった。 内容はせんだみつおが主演であべ静江がマドンナ役の深 […]

  • 2021年5月5日

歴史に残るバカげた試合

その日はバンドの練習があって友人の家に集まっていたが、昼過ぎに「なあ、高校サッカーの決勝観ようぜ」と言って、練習を中断してもらった。 何故そんなに観たかったかと言うと、知性派(!)田嶋幸三を擁して全国優勝した翌年に天才水沼貴史のいる地元代表校が連覇を果たすかを見届けたかったのもあるし、中学校の時のクラスメートが1年生ながらレギュラーで出ていたからだった。   決勝は歴史に残る試合となった […]

  • 2021年5月4日

怖いと言えば 怪奇大作戦

1968年放送の「怪奇大作戦」。 今ではDVDを買うほど好きだし、ついでに「怪奇大家族」も大好きだ。 何しろ円谷プロのウルトラセブンに続く正式な後継作だもの。   でも放送当時はあまりの怖さにまともに観る事ができなかった。 第1話の「壁抜け男」の回、これがトラウマでリアルタイム視聴はギブアップした。   怪奇大作戦 Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ 勝呂誉 ]価格: […]

  • 2021年5月3日

アメリカンロック The Doobie Brothers – Take Me in Your Arms

「アメリカン・ロック」……何てざっくりした言葉だろう。 多分元々は「ブリティッシュ・ロック」と区別するための記号なのだと思うが、それにしても乱暴だ。 カテゴリ分けってとても気持ち悪い作業だけど、すっきり納まると気持ちが良かったりして、実は自分は大好きだったりする。   高校1年で初めて触れたマーシャル・タッカー・バンドとかはアメリカ南部出身らしく、アメリカン・ロックの中のサザン・ロックと […]

  • 2021年5月2日

大人の音楽 The Marshall Tucker Band – 24 Hours at a Time

高校生になって、出会う人が聴いている各々異なる音楽に触れるのは新鮮な体験だった。 中学校くらいまでは狭いコミュニティが全世界だから、皆同質の体験しかしておらず、外と接点のある大人や兄妹の影響がないと新しいものには目覚めなかった。 今のようにネットに情報が溢れていれば、狭い世界に生きていても世界中の事を知った気になれるが、当時は直接のコミュニケーションがほとんどだった。 だからちょっとませた奴は雑誌 […]