2021年1月
- 2021年1月18日
テレビは生活の中心にいた
両親が共働きだったせいかテレビばかり観ていたため、幼少期の記憶の幾つかはテレビに直結している。 そんな記憶の断片をかき集めるとかなり支離滅裂なものになる。 例えばこんな感じだ。 昼寝をしていて目が覚めた。相撲の呼び出しの太鼓がテレビから聞こえてくる。「ああ、ばあちゃんがパイナップルの缶詰を用意してくれるんだな」とここまでワンセットの記憶。 当時はパイナップルの缶詰なんてやたらに口にで […]
- 2021年1月17日
河童の三平と悪魔くん
「河童の三平」は怖かったけど、同じ水木しげる実写ものの「悪魔くん」を怖いと感じた事はなかった。 「どっこい大作」、青影を演じた金子少年と、「ジャイアントロボ」の主役を務めた王道子役の金子少年のキャラクターの違いなのかもしれない。 高校生の頃、「ジャイアントロボ」を再視聴する機会があった。 ジャイアントロボをコピーした某国のロボット、その名も「カラミティ」がトラブルに巻き込まれる話だっ […]
- 2021年1月14日
少年マガジンの思い出 2
ばあちゃんにたかりながらの少年マガジン定期購読は小学校入学後も続き、家の本棚にはバックナンバーがずらりと並んでいた。 さすがに朝潮太郎の写真の載った創刊号はなかったが、それでもそれなりの価値はあったはずだ。 出典:マガポケ|過去の「週刊少年マガジン」1959年創刊号編 ところがある事をきっかけに全て処分せざるをえなくなってしまう。 それが1970年の有害図 […]
- 2021年1月13日
少年マガジンの思い出
何故、未就学児が「棒高跳び」という漢字を読めたのか? それはばあちゃんの力に依る所が大きかった。 ばあちゃんは亡くなったご主人(僕のじいちゃん)が某大手新聞社に勤めていたおかげで、かなりの額の遺族年金をもらっていたようだ。 姉たちは成長し、お金を使う対象の内孫が自分以外にいなくなった事もあり、ばあちゃんは大盤振る舞いをしてくれていた。 その一つが少年マガジンの定期購読だった。 毎週、火曜日だか水曜 […]