CATEGORY

大人の階段

  • 2022年9月30日

「JJ」鑑賞会 Albert Hammond – For the Peace of All Mankind

おしゃれめな喫茶店とかに雑誌「JJ」が置いてある事が多かった。 多くの男性が経験があると思うが、それを持ってきて素人スナップのページを開いて、皆で「せーの」で一斉に自分のタイプの女性を指差すという遊びをよくやった。 「JJ」のような雑誌の場合、素人スナップページがいくらでもあるので延々楽しむ事ができた。 今考えればとても無神経な事をしていたなと反省するが、反省せずにオヤジになった人間は未だにその感 […]

  • 2022年9月18日

映画 パピヨン

中学生の頃、映画「パピヨン」が封切られた。 「大脱走」などの映画で人気絶頂のスティーブ・マックイーン主演だったので当然大ヒットだった。 自分は地元の映画館の3本興行か何かで観た記憶がある。   内容はマックイーンが何度でもあきらめずに絶海の孤島の刑務所を脱出しようというものだったが、とうとう脱出に成功し南の島に流れ着く。 そこの現地の島の娘役の人がトップレスだったもので、それまでの内容が […]

  • 2022年9月10日

「そっちですよね?」と言われても Air Supply – All Out of Love

大学院の頃に教えていたクラスの学生は皆良い子たちだった。 一度授業の時間に大遅刻をした時も皆、笑顔で待っていてくれて、「どうしたんですか?」とか「Never Mind」とか言って許してくれた。   そんな中に一人の男子学生がいた。 電車の写真を撮っていそうな雰囲気という事で、確か「ブルトレ」と呼ばれていた気がする。 彼も又、良い生徒で授業が終わった後も他の学生たちと一緒に芝生で話し込んだ […]

  • 2022年8月11日

生涯一度のナンパ体験

ええ恰好しいで、傷付くのが苦手、ハートが弱いせいか、見ず知らずの女性に声をかけるのはとてもできなかったが、高校2年生の時に一度だけナンパした事がある。 完全な一目ぼれで地元の百貨店Aで出会い、そのまま百貨店Bまで後を付けて、そこにあった紀伊国屋書店で声をかけた。   同い年の美少女で半分無理矢理電話番号を聞き出したが、自分自身をどうやって紹介したのかは全く覚えていない。 きっとガチガチに […]

  • 2022年7月31日

胸をときめかせる事

やはり女優の方は魅力的だ。 最初にときめいたのは「サインはV」のジュン・サンダースこと「范文雀」だった気がする。 続いて「おれは男だ!」の「早瀬久美」にもときめいた。   偶然観た映画「二人の銀座」の「和泉雅子」も可愛らしかった(ミラクルひかるのネタ)。 若い頃の和泉雅子って元セクシー女優の麻美ゆまに似ているとずっと主張しているのだが、誰も賛同してくれない。  

  • 2022年7月14日

待つ事 The Rolling Stones – Waiting on a Friend

携帯がなかった時代、待ち合わせは一種の賭けだった。 しかもそれが女の子との初デートで、相手のご両親がこちらをあまり良く思っていないのが電話越しに伝わってくるような場合の緊張感たるや。   新宿で映画でも観ましょうという事になり、彼女の家の最寄り駅で午前10時に待ち合わせた。 待ち合わせの約束をするために電話をかけた時、彼女の家のお母様が少しつっけんどんだったのと、「今後はこちらから電話す […]

  • 2022年7月7日

合コンの記憶 Kajagoogoo – Too Shy

人生において合コンに参加した事が一度だけある。 元々酒を飲まないし、大学もそういう感じの雰囲気ではなかったので、「合コンやろうぜ」という話になる事は全くなかった。   たった一度だけの体験はバイト先の地元の喫茶店からだった。 地元近くの大学に通っている同じフロア担当の後輩が「カッコいい大学行ってるから合コンとかやり放題なんでしょうねえ」と聞いてきたので、「いや、一度も行った事ない」と答え […]

  • 2022年7月6日

レッツゴーヤング

「ステージ101」から時を経て、「レッツゴーヤング」が始まった。 同じようなフォーマットかと思っていたが、NHKが自前でメンバーを揃えたヤング101とは違って、サンデーズは芸能事務所の売り出したい新人から構成されていたのが大きな違いだった気がする。   実はサンデーズの倉田まり子が好きだったのはあまり公にしたくない事実だ。 どうしても投資ジャーナルの中江社長の顔がちらつく。   […]

  • 2022年5月26日

風俗との付き合い Pink Floyd – Take Up the Stethoscope and Walk

自分が清廉潔白な人間だったなどと言うつもりはこれっぽっちもないが、80年代以降次々と生まれてきた風俗産業の多くはスルーだった。 「ノーパン喫茶」:行った事なし。「しゃぶしゃぶ」等の亜流もない。 「のぞき部屋」:行った事なし。 「おとなのおもちゃ、及びおとなのおもちゃ屋」:行った事も買った事もなし。 「テレクラ」:何だかよくわからない。「ダイアルQ2」の出会い系だけは一回トライした事があるが意味がわ […]

  • 2022年4月6日

Mの見た悪夢 Boys Town Gang – Can’t Take My Eyes off You

Mと知り合ったのが1980年初頭でそこから平成に変わるくらいまで、あまり異性とのお付き合いがなかった。 自分はそれでもその期間に3人くらいと付き合ったが、Mは初恋の女性を想い続けて報われない日々を過ごしていた。二人ともシャイで、積極的に女性に声をかける事もなく、又二人でいた方が楽しかったので何の不自由も感じていなかった。   1980年代初頭、世間では新手の風俗が市民権を得ようとしていた […]