- 2022年8月11日
生涯一度のナンパ体験
ええ恰好しいで、傷付くのが苦手、ハートが弱いせいか、見ず知らずの女性に声をかけるのはとてもできなかったが、高校2年生の時に一度だけナンパした事がある。 完全な一目ぼれで地元の百貨店Aで出会い、そのまま百貨店Bまで後を付けて、そこにあった紀伊国屋書店で声をかけた。 同い年の美少女で半分無理矢理電話番号を聞き出したが、自分自身をどうやって紹介したのかは全く覚えていない。 きっとガチガチに […]
ええ恰好しいで、傷付くのが苦手、ハートが弱いせいか、見ず知らずの女性に声をかけるのはとてもできなかったが、高校2年生の時に一度だけナンパした事がある。 完全な一目ぼれで地元の百貨店Aで出会い、そのまま百貨店Bまで後を付けて、そこにあった紀伊国屋書店で声をかけた。 同い年の美少女で半分無理矢理電話番号を聞き出したが、自分自身をどうやって紹介したのかは全く覚えていない。 きっとガチガチに […]
ビッグ8の監査法人のLA事務所で日本企業向けのアソシエイトとして会計士の勉強をしながらお金を頂戴する、これほど好条件の話はなかった。 でも渡米前に社風とか雰囲気を確認しておきたかったので、そこの日本支社に勤める先輩を紹介してもらおうと思った。 学生課で二人の先輩を紹介してくれたので彼らを訪ねる事にした。 会社案内によれば会社は3つに分かれていて、自分が世話になる予定のLAの事務所と同 […]
高校の時の友人N君は同じ多摩地区の大学に行っていた事もあり、よく遊んだ。 大学に入ってから横浜に引っ越したので、家に泊まりに行ったりもした。 朝、お母様が朝食を用意して下さり、トーストと目玉焼きがテーブルの上に並んだ。 「すみません。ソースありますか?」 何気なく発した一言だったが、お母様は「えっ」と言い、N君も醤油の小瓶を手にして固まっていた。 俗に言う「目玉焼き何を […]
小学校、中学校の学区は古い城下町の旧市街だったため、団地は全くなかった。 ばあちゃんの弟が住んでいたような階段の木がみしみしと音を立てて裸電球が廊下にぶら下がっている薄暗いアパートや、いわゆる棟続きの長屋もあったが、同じ形状の建物が立ち並ぶ光景に出会った事がなかった。 高校になって、沿線の宅地開発で誕生した団地から通学してくる子たちが出現した。 なかなかチャンスがなかったが、高校2年 […]
まだ羽根物もフィーバーも世に出る以前の高校生の頃によく打っていたパチンコ台の記憶。 西陣だか三共だかの「フィールドアスレチック」(?)という機種。 天穴から中央エリアに球が渡り、切り株やロープを乗り越えて真ん中の穴に入るとチューリップ4つ全開、左右だとチューリップ1つという仕様だった。 後は多分西陣の海をモチーフにした機種。中央エリアは真ん中の穴だとセンターの二連チューリップ、左右だ […]
就職説明会に出席し、リクルート雑誌にも目を通したが、自分のやりたい仕事はなかなか見つからなかった。 それまでの人生が全て流されるままか他人任せだったので初めての自力での決断だった。高校は家から近いという単純な理由だったし、大学も下の姉に強力にプッシュされて、受験も友人のN君に連れて行ってもらって合格したようなものだった。 当時、ゼミで世話になっていたのは会計学の教授と経営学の教授だっ […]
大学院2年目の夏、進路について考えた。 学校に残って教授を目指す道はハナからなく、せっかくちゃんと経営学、会計学、コンピュータを学んだのだからそれらをビジネスの世界で生かそうと思った。 大学の時には一社だけ面接を受けてすごすごと尻尾をまいて逃げ出したが、今度は自分は即戦力だという圧倒的な自信があった。 夏休みに大学のOBたちを招いての説明会があったので出席した。 やはり変わり者が多い […]