生活
- 2021年5月25日
「三丁目の夕日」の世界
子供の頃は欲しい物は商店で購入するのが基本で、あちらから御用聞きにきてくれるケースも多かった。 昔、実家が米屋の隣に住んでいたので、引っ越してからもそこのごろうさんが米とたまにプラッシーの配達をしてくれた。 魚屋のなかたけさんの御用聞きにくる若いお兄さんは大学を卒業したけど魚屋の後を継いだらしい。 いつも奉書巻紙みたいな紙に仕入れた魚の名前が手書きで書いてあった。 豆腐屋のお兄さんもカッコよかった […]
- 2021年5月18日
高校の修学旅行 Maxine Nightingale – Right Back Where We Started from
高校の修学旅行の行先は京都だった。 制服もなく、校則もない高校の修学旅行は、時期も12月初旬でピークはとうに過ぎ、京都は冬を迎えていた。 基本は観光もそこそこにパチンコ屋や喫茶店に潜り込んで、適当に時間をつぶす普段と変わらない生活だったが、自分の意見が通った鞍馬と奈良の熊野古道だけは一生懸命歩いた。 そんな中、別グループで観光していた同級生が四条の喫茶店で地元の女子大生をナンパしたと […]
- 2021年4月19日
黒まむしがお好きでしょ
駿台の夏期講習中、密かに気になっていた他校の女子と一緒に帰る事になった。 池袋にあった「カプリ」でランチを食べてから、東武東上線に乗った。 路線利用者以外で知ってる人は少ないかもしれないが、東武東上線は準急以上の電車に乗った場合、池袋から最初の停車駅成増までが異様に長い。 もちろんその間に中板橋やらときわ台やら駅がたくさんあるからだが、優に10分はかかる。 その日は夏休 […]
- 2021年4月16日
高校時代のとある一日
行っていた高校には制服がなく、校則もなかった。 そのためすごく大学生に近い生活だった一方、自宅から高校までは自転車で行ける距離だったため、狭い移動範囲で事足りる小学生のような生活だったとも言える。 【とある一日】 朝、母はパートに出かけてしまうため、NHKの連続テレビ小説を観ながら餅を焼いて磯辺巻きにして食べる。 学校の始業時間は8時半、連続テレビ小説を8時15分まで観終えてから着替 […]