地元の百貨店でピンクレディーを見て売れないだろうなと感じた理由、それはペッパー警部の振付があまりにも大胆だったからだ。
ものすごいミニスカートなのに足をこれでもかと開く、目のやり場に困るというのが正直な感想だった。
ところが彼女たちは売れた。しかも猛烈な勢いで。
となれば生き馬の目を抜く芸能界、ピンクレディーよりも過激な振付にすればもっと売れるのでは?と考える人が出てくるのは自明の理。
だって何が売れるかわからないもの。
そんな大胆な振付の代表がキャッツ★アイ。
デビュー曲「アバンチュール」は秘かに好きだったが、2曲目の「めっきり冷たくなりました」だかそんなフォーク調のタイトルなのに、振付が手品+煽情的なままというカオスの世界に。
3曲目「導火線」はパンチがあっていいかなと思ったけど結局火はつかなかった。
もう一組はアパッチ。
こちらはよく覚えてないけど、何曲目かの「あまったれ」という曲の振付がお茶の間で家族と見るのは勘弁してほしいというくらい腰がグラインドしていたような。
今改めて観るとそれほど激しい腰の動きでもないなあ。