県内の私立女子校のフォークダンス指導をして回る機会があっても、「オクラホマ・ミキサー」や「マイム・マイム」を教えていた訳ではない。
当時の地元の文化祭の後夜祭でかかるフォークダンスは例外なく新しい曲だった。
詳しく調べた訳ではないが、そういった新曲は女子高発信で、もしかしたら体育の授業で創作ダンスの中から生まれたのかもしれないが、大きな特徴は「手をつながないでいい」という点だった。
毎年、何らかの新曲が発表されたが、手をつなぐような曲は一つもなかったように記憶している。
そんな中で、当時地元近辺の公立校では「トゥナイト」と呼ばれる曲が定番中の定番だった。
高校の3年間、自校でも他校でもほぼ例外なく「トゥナイト」、「オクラホマ・ミキサー」、「マイム・マイム」、「トゥナイト」……のようなヘビロテでかかっていた。。
George Baker Selection | Tonight
この「トゥナイト」は「Little Green Bag」で有名なジョージ・ベイカー・セレクションの曲だったのが最近わかって驚いたのだが、何故この渋い曲がローカルエリアでのフォークダンスの定番となったのだろう。
ある年に発表された新作、こちらは1年だけしか流れなかった。