自宅のワンブロック先に高校があって、子供の頃から遊び場としていた。
そこへの行き方は数通りあったのが頻度の高かった順に記すると
・垣根に開いた穴から侵入
大学生向けのアパートがあり、その脇に小さな畑があった。そこの垣根に子供が入れるくらいの穴というか隙間があったのでそこを這って潜り抜けて高校の敷地に侵入
・民家の塀を登って侵入
全部で3か所くらいあった。高校と面している民家に勝手に入り、そこの塀を無断で登って侵入。だってその頃の子供は路地裏の王様だったから。
・高校の裏門から侵入
自転車に乗っている場合とかは仕方なく裏門まで乗り付けて校門を登って侵入。
・正門から堂々と
これが一番少なかった。60年代なんて警備員も厳しくなくてガバガバだったんだけど、やはり大人に呼び止められるのは嫌だった。
色々と遊んだが最初の記憶は校舎の外に付いている非常階段で3階まで昇って、駄菓子屋で買った紙飛行機をそこから飛ばした事だった。
今だったらどうして非常階段を昇れるんだとなるが、そういう時代だったとしか言いようがない。
John Paul Young | Love Is in the Air(1977)