60年代は人を不快にさせる写真や絵といったものを掲載するのに全く気を遣わない時代だった。
そのせいで不意打ちのようにショッキングなものを見せられ、脳裏に焼き付いて離れない事が度々あった。
忘れがちな場所としては「医者」がトラウマの宝庫だった。
待合室のポスターに張ってある絵や写真がとてつもなく怖い事が多く、中でも強烈に印象に残ったのが「病気と便の色」というポスターだった。
ポスター中に幾つも丸くトリミングされた便の写真が写っていて、病気によって色が大きく変わる事を説明したものだったが、その内の大半はとても正常な便とは思えない色をしていた。
「こんな色の便が出たら、そりゃ病気だよなー」と幼心に思った記憶がある。
Twisted Sister | We’re Not Gonna Take It(1984)