中学生になって洋楽をラジオで聴き始めたが、多くの人とは少しずれた記憶となっている場合がある。
たとえばギルバート・オサリバンであれば多くが「Alone Again」を挙げるが、その曲が流行った時にはリアルタイムで聴いていなかったので、自分の中のオサリバンの代表曲はラジオで聴いた「Get Down」だ。
同じくキャット・スティーブンスも「Wild World」や「Morning Has Broken」ではなく、自分の記憶はラジオでヘビーローテーションされていた「灰色のえのぐ」だ。
最近になって「灰色のえのぐ」の「え」は「ゑ」だったと知った。「ぺんてるゑのぐ」の「ゑ」、「日色ともゑ」の「ゑ」だと言っても誰も知らないかもしれない。