高校生活が楽しすぎた。
本来大学生でやる事、学校をさぼってパチンコに麻雀、バンド活動と女の子とのデートに明け暮れる生活を高校生の時に一通りこなしてしまったのが原因で、大学生になって「これ、やりたい!」と思うものが見つけられなかった気がする。
写真も止め、演劇をちょこっと齧ってすぐに止めてしまったし、女の子と付き合う事も減り、地元の男友達とばかり遊んでいた。
あまり学校にも立ち寄らず、楽しい思い出があまり残っていない。
学園祭も毎年あったはずだが、顔を出したのは大学院の時に一回だけだった。
結局、校風に馴染めなかったのかもしれないが、他の大学に通った訳ではないのでそればかりはわからない。
他の大学だったら完全に埋没していた可能性が高い。
大学院に行き出してからは学校にもよく行くようになり、ようやくやるべき事が見つかった状態だった。
大学生活だけで社会に出て行かなくて本当に良かったと思っている。