ミシェル・ポルナレフが人気だった。
「今週のベストテン」でも「明星ヤングソング」でもほぼ常連だった。
「Love Me, Please Love Me」、「Gloria」、今聴いても名曲だが、やはり「Tout, Tout, Pour Ma Cherie(シェリーに口づけ)」が一番売れたし、記憶にも残っている。だけど「アレ、アレ、アレ、ジャポン」という替え歌でのサッカー応援、でセンスがいいのか悪いのかわからない使われ方をして以来、何となく興醒めする曲になった。
Michel Polnareff | I Love You Because
フランスに行くんだからフランス語の曲を使って応援するのは当たり前でしょ、という所だが、これがドイツだったら果たしてドイツ語の曲を応援歌に仕立てたのか、中国だったらどうだったのか。
やはり日本人には、フランス、フランス人、フランス語に特別な憧れがあるのかな。
古くはダニエル・ヴィダルに始まり、フランソワーズ・モレシャン、「ギンザ・レッド・ウイウイ」の人、とずっとフランス、フランス人、フランス語、挙句は得体が知れないけどどこかフランス的なものにまで弱かった気がする。
Daniele Vidal | Les Champs-Elysees
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個人的には「Allo Georgina(ギリシャにいるジョルジナへ)」と「I Love You Because」がお気に入り。