大学の英語のContentsと呼ばれる授業で最初に使用したのがサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」のペーパーバックだった。
後にも先にもサリンジャーはこの作品を英語で読んだだけだが、なかなか良かった。
♪ gin a body meet a body comin’ thro the rye
という「誰かさんと誰かさんが麦畑」ならぬ
♪ if a body catch a body comin’ thro the rye
「僕はライ麦畑の捕獲人になる」宣言だ。
ちなみにその次のテキストは確かヘルマン・ヘッセの「シッダールタ」だったと記憶している。
その次……となるとあまり学校に行かなくなったのですっかり覚えていない。
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