1984年の夏休み、色々と象徴的な出来事があった。
大学入学して最初にできたガールフレンドが結婚するという。そうか、一緒に入学した人はもう社会人2年目だ。
宮益坂の「長徳」の近所のカフェバーで披露宴があり、同じようにぐだぐだ大学生活を送っていたR君と一緒にお店に行った。
飲めない酒に酔っぱらい、バク転したりで何だかぐちゃぐちゃだった。
次の日、ライブアンダーザスカイを観に行くので、と早目に辞去した。
翌日、クルマで友人のMとよみうりランドに着き、イーストの会場の行列に並んでいると声をかけられた。
昨晩のカフェバーのスタッフの人たちでバク転をした自分を覚えていたらしい。
「今日はバク転しないの?」「しませんよ」