小学生の頃は大抵教室の後ろの方に皆が持ち寄った本が「自由にお読み下さい」状態で並べてある事が多かったが、大抵そこに置いてある「漫画日本の歴史」が大好きだった。
学校の図書室には漫画は置いてなかったので、校内で唯一読んでいい漫画が日本の歴史だった。
多分作者は石ノ森章太郎先生だったと思う。
坂上田村麻呂、足利義満、足利義政といった人物はこの漫画でのイメージが非常に強く焼き付いている。
ほとんどサルの顔をした豊臣秀吉が賤ケ岳の闘いでの七本槍を褒め称えるシーンは今でもなんとなく覚えている。
非常に曖昧だが、原始時代からずっと石ノ森章太郎先生の絵で楽しく読んでいたが、明治維新くらいで突然に作者が変わってしまい、子供心にも解せなかった記憶がある。
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