タカラの人生ゲームは発売と同時に人気になり、多くの家にあった。
元々は「アメリカンゲームシリーズ」の一つとして発売されたもので、「手さぐりゲーム」や「レーダー作戦ゲーム」を買った家もあり、自分の家には「ピッタンコゲーム?」だったか、吸盤の付いたスティックで数字の書かれた同色の場札をペタンと叩くゲームがあった。
二十年前くらいに三田の札ノ辻にあった都税事務所に納税書類を提出に行った時に、係の人が先っちょに都税事務所のスタンプの付いた木の棒で「ペッターン」と書類にハンコを押すのを見てこのゲームを思い出した。
おいおい、平成の時代だぜ。
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