音楽を聴き始めてから40年以上、ずっと気になっているのに一度も聴いた事のないアルバムがある。
The Whoの「Tommy」と「Quadrophenia」だ。
最初に見たのは地元にあった山野楽器の輸入盤セールコーナーだった。
最初に買ったLP、ジョン・デンバーやイーグルスのベスト盤はこのセールコーナーから見つけたものだったし、その時は買わなかったけれども後になって聴いたピンク・フロイドの「原子心母」やイエスの「リレイヤー」、タンジェリン・ドリームやPFMまでも、ほぼそこに置いてあったアルバムには何らかの形で触れる事になる、音楽体験のルーツとも言えるコーナーだった。
そんな中で例外的にThe Whoは聴かずじまいだった。
2枚組という値段の面もあったのだが、「四重人格」のジャケット・アートに中2心をくすぐられ、ハードルを目一杯上げてしまったせいで聴けなかったような気がする。
つい最近になるまで「Quadrophenia」の映画の邦題が「さらば青春の光」だという事を知らなかった。
「四重人格」からこの邦題を捻り出した人はすごいと思う。
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