サリーちゃんの言う通り

「魔法使いサリー」の初回放送時は1966年だったのでほとんど記憶にない。

ただ再放送は夏・冬・春のあらゆる休みに流れたので、ものすごく観た記憶がある。

一度だけ、東宝ゴジラ祭りだったか東映漫画祭りだったかで上映されたが、三つ子が小さくなってアリの巣に迷い込む話だった。

 

多くの人は「ポニーの花園」の回を名作と誉めそやすが、自分はその次の回の「♪北風小僧がやってくる」が一番印象に残っている。

 

ディスコ仲間のK君とは1982年になっても相変わらず六本木に踊りに行っていたが、二人ともシャイでナンパなどできず、ただ踊るのが楽しくてディスコに通っていた。

さすがにチークタイムには時間潰しのためにK君と二人で話をするのだが、一時期「サリーちゃんの言う通り」という遊びに夢中になった。

どちらがよりサリーちゃんの感動的なエピソードから教訓を引き出せるか、どちらがサリーちゃん小ネタを知っているかという言葉遊びだった。

 

例えばサリーの担任の山野先生の住まいは西武線の秋津だとか、カブはポロンちゃんに比べればずっと大人だというどうでもいいような話だった。