今も怪獣やヒーローが好きだが、1967年が夢中になるきっかけの年だったのではないかという気がする。
「ウルトラマン」が放映開始され、一気にのめり込んだ記憶がある。
実はその前の「ウルトラQ」は1966年にはリアルタイムで視聴してなかった。
すぐにTBSで再放送されたので「ウルトラマン」→「ウルトラQ」(再)→「キャプテンウルトラ」→「ウルトラセブン」の順番で視聴したんじゃないかな。
幼稚園でも「ウルトラマン」は大人気、ある日一人の園児がその当時のアニメ・特撮だけのソノシート集を持ってきたので、先生がかけてくれた。
「ウルトラマン」の主題歌がかかり、「キャプテンウルトラ」がかかり、「レインボー戦隊ロビン」の主題歌が針飛びする中、聴きなれない曲が耳に飛び込んできた。
♪ ウルトラ、ウルトラ、ウルトラエース
「ん、ウルトラエースって何だ?」
「『キャプテンウルトラ』の後のヒーローじゃない?」
「えっ、でもゴモラやぺギラって言ってたよ」
「そうだ、きっと新番組だ。『キャプテンウルトラ』、面白くないもん」
「わあ、ウルトラエースか。かっこいいなあ」
「……でも、ゴモラって言ってたから『ウルトラQ』じゃないの」
「違うよ。『ウルトラQ』にウルトラエースなんて出てこないじゃないか」
教室内は大騒ぎとなった。
何故、『ウルトラQ』の歌、『ウルトラマーチ』なのにウルトラエースなんだろう。
当時のナイスな映像を観ても未だにわからない。