スケート場でデート

地元にはスケートリンクがあってつい最近まで営業していた。

カラオケもプリクラもない時代、娯楽施設と言えば他には映画館くらいしかなかったので、色気づくと「スケート場デート」に飛び付く事が多かった。

 

川越経済新聞

川越スケートセンター(川越市田町1)は、4月7日に営業を終了すると発表した。…

 

その頃、アイススケートはとても苦手だった。

リンクに立った瞬間に前から見て足が「ハ」の字になってしまい、滑るどころではなくなる。

なので必ずどこのリンクにもいる得意げにスピードスケート用のシューズを履いてドヤ顔して滑る奴が大嫌いだった。

 

大人になって、ローラースケートをやるようになってようやくコツがわかった。

レンタルシューズのサイズが合っておらず、しかも紐でしっかりと足首を固定しなかったから「ハ」の字になっていたんだ。

大人になってからも、品プリや横浜や富士急のアイススケート場に行く機会があったが、ローラーで培ったテクニックでバックスケートとかもドヤ顔で披露して喝采を浴びた。

もっと若い頃にできてればなあ。