いわゆる川内康範の三部作の内、「レインボーマン」と「ダイアモンド・アイ」を推したい。
三作目の「コンドールマン」は視聴しておらず感想がないため割愛。
子供の頃は「日本人抹殺計画」を企む「死ね死ね団」という悪の組織をレインボーマンが倒すという単純な図式だと思っていた。
でも大人になるとその根底には民族の苦悩や自立、世界貢献といった深いテーマが流れていた事に気付かされる。
さっすが川内先生。漢(おとこ)です。
だが特筆すべきは全国に巻き起こったこの主題歌の替え歌。
うちの地元は ♪インドの山奥 出っ歯のおじさん だったかな。どんなだったか覚えてないや。
そして続編とも言える「ダイアモンド・アイ」。
レインボーマンも特撮の割にはほとんど怪人や怪獣は出てこず、悪役もほとんどが人間の姿のままだったが、こちらはもっと節約していたのか、出てくるのが牛と馬のかぶりものをした怪人たちばかり。
ダイアモンド・アイに正体を見抜かれると「ばれたかー」という決め台詞を吐いて牛か馬に変身する。(牛頭、馬頭のイメージだったのか?)
で、ヒーローであるアイの姿はと言うと両目がしっかりブリリアントカットのダイアモンドになっているという奇妙奇天烈さだった。
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