アメリカシロヒトリと並んで名前にアメリカが付いていたのがアメリカザリガニ、通称マッカチンだった。
小学生低学年の頃はマッカチン釣りでずっと遊んでいられた。
バイパスを渡った所に湧き水の出る、通称「滝」があった。
まずはカエルを捕まえ、捕まえたカエルの足を持ったまま、軽く石かコンクリートに叩きつけるとカエルは気絶する。
カエルの足だけをもいで、糸にくっつけてマッカチンのいそうな場所に垂らす。
そうすると釣れるわ釣れるわ、あっという間に数十匹のマッカチンが手に入った。
そろそろ餌のカエルがなくなる頃合になると、今度は小さめのマッカチンを選んで、またコンクリートにぺたーん、今度はマッカチンの尻尾を餌にした。
カエルやマッカチンを使わずに市販のサキイカやスルメを餌にして釣ってた人もいたけど、そういう人間を内心馬鹿にしていた。
何で子供の頃はこんな無差別殺戮を平気でできたんだろうか。不思議だ。
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