小学校の頃、読んだ本に「マルコヴァルドさんの四季」という作品がある。
作者はイタロ・カルヴィーノ、イタリアの人だ。
出版社の公式サイトによれば
自然を愛する敏感な心をもったマルコヴァルドさんが,都会暮らしのなかでくりひろげる物語.現代人にぴったりのユーモアを新訳で…
だそうだ。
最初読んだ時には、夢も希望もないなと複雑な気持ちを抱いた。
が、大人になるに従って、マルコヴァルドさんがいる世界が現実、人は夢を食べながらじゃ生きていけないという事が理解できるようになった。
チェコに長期出張していた時にホテル近くの本屋で発見し、衝動買いしたがドイツ語版で読めなかった。
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