中学生の頃、「水滸伝」に夢中になった。
最初に読んだのは潮出版社の「希望の友」という本屋で一度も見た事のない漫画雑誌に連載していた横山光輝版「水滸伝」だった。
収集癖がある自分にとって、総勢百八人の英雄が集まるというのはそれだけで堪えられない内容だった。
しかも横山光輝の作品は「鉄人28号」、「伊賀の影丸」、「仮面の忍者赤影」とどれも好きなものばかりだったので、近所のお兄ちゃんの家で夢中になって「希望の友」コミックスの「水滸伝」を読みふけった。
その後、成長するに従っていわゆる「百回本」、「百二十回本」を読み、ついでに光栄の「水滸伝1、2」をプレイし、「悲華水滸伝」、「北方水滸伝」とたくさんの水滸伝ものに触れてきた。
正子公也の画集も持ってる。