7.6. Story 3 王宮への途

4 偽りの大樹

沼の主

 集まった全員を見回してケイジが口を開いた。
「荊と葎を入れると十二人、それにミズチ、雷獣、雨虎か」
「ケイジ、何、気にしてるの?」とくれないが言った。「人数が多い方が安心でしょ」
「うむ、だがこの先どんな罠が待っているかわからない……」
「かといって団体行動ができるメンバーじゃないしね」とヘキが言った。
「オレは好きに動くぜ。暗殺者だしな」と茶々が言った。
「ああ、お前と荊、葎は好きにやれ」
「俺と雨虎も別行動になるかもしれん」とコクが言った。
「えっ、それなら僕も」とセキが続いた。
「私もだ。コクを単独行動させる訳にはいかない」とハクも言った。
「やれやれ、言った先からこれだ」とリチャードが言った。「とにかく臨機応変に動いてくれ。さて、先に進むぞ」

 
 全員で光を発する木の切り株のようなものに乗った。まぶしい光に目が開けられなくなり、再び見えるようになった時には別の場所に着いていた。
 そこは木々に囲まれた沼地だった。日の差さない空間に熱帯風の植物が生い茂り、足首くらいまで浸かるほど水に満たされていた。
「こりゃ、今度は南の方か」と茶々が言った。「チオニでないのは確かだな」
「ロク」とリチャードが言った。「さっきのようにポッドを呼び寄せてくれないか」
「お安い御用」

 今度もポッドはたっぷりと時間をかけて上空から舞い戻り、ロクの傍らに止まった。すぐにロクは計器を調べて声を上げた。
「茶々の言った通りだ。ここはチオニのある大陸ではなく、南西の小島だね……でも、あれ?」
「何か妙な点でもあるのか?」
「うん、ポッドは最短の経路を辿るようにプログラムしたんだ。さっきの迷宮ではミズチが壁を派手に破壊してくれたからそこを通ってきた。今回は……」
「確か真上から降りてきたな」
「そう。つまりここは深い谷底かもしれない。いずれにしても四方に障害物があるって事だね」
「ふむ」
 ケイジは上空を見上げた。
「上に出口か――まずは辺りを歩き回ってみるか」

 
 一行はぐじゅぐじゅとした地面に閉口し、視界を奪う木々をかきわけながらしばらく進んだ。
 目の前を遮る木々が少なくなるにつれ水位が上がり、膝まで水が押し寄せた。
「完全な沼だな」とコクが言った。
「あそこに浮島がある。あそこまで行こう」

 全員で沼の中の小さな陸地で一息ついているとケイジが口を開いた。
「ここの地形がわかってきた。あれが見えるか?」
 ケイジが指さした先は沼の向こうで鬱蒼とした森が見えた。
「森だね?」
 セキが答えるとケイジは首を横に振った。
「その森の奥だ」
「よく見えないけど」
「空に向かって巨大な何かが先々で横枝を張り巡らしながら伸びている。横枝が伸びている先は――」
 ケイジはぐるりと周囲を見回して言った。
「四方の壁だ」
「あっ、本当だ。すると僕らは壁に囲まれた場所に閉じ込められている?」
「ただの壁ではない。外側はよく見ると木だ。つまり我々は巨大な木の中にいる」
「――そんな大きな木って……聖なる大樹?」
「いや、ポッドがチオニではないと伝えていたからそうではない。だが同じような高さ、太さの木が存在しているという事だ」
「へへへ、偽の大樹か。面白いじゃねえか――じゃあ、オレたちはその樹の中心部を登っていくよ。荊、葎、いくぞ」
 茶々たち三人の姿が消えたのを見てコクも続いた。
「俺もそっちに行かせてもらう」
「あっ、待て。コク」
 コクが森の方に走り出したのを見てハクも慌ててその後をついていった。

 
「残りはこのまま沼の中を外壁目指して進むのでいいな?」
 リチャードが確認するとむらさきが言った。
「私とミズチは水の中を行きますわ」
 むらさきと蛟はじゃぶじゃぶと沼の中に入っていき、姿を消した。
「では私は空と大地の中間、横枝の上を進んでいこう」
 リチャードが言い、ロクも同意した。
「じゃあぼくもポッドで一緒に行くよ」
「あっ、ボクも行くぅ」
 リチャード、ロク、くれないの三人は茶々たちの後を追って空間の中心部に向かって歩き出した。
「では我々はこのまま進んで外壁を調べよう」
 ケイジは残ったヘキとセキに声をかけ、全員が出発した。

 
 ケイジたちは沼地に所々残された陸地を足が沈み込まないように慎重に歩いた。しばらく進むと突然セキが「わっ」という声を上げて、姿を消した。
「セキ!」
 ヘキが慌てて後方を振り返ると、セキは背中から沼の中に飛び込んでいた。
「大丈夫かい?」
 セキは苦笑いをしながら立ち上がり、ヘキの下に近付いて言った。
「いきなり水の塊が沼の中から飛んできて、それに弾き飛ばされた。気をつけて」
「それはいいけど、あんまり近くで背中の大剣を振り回さないでね。危なくって仕方ないわ」
「わかったよ」
 セキは腰に差した『焔の剣』の柄に手をかけながら答えた。

「――どうやら沼の中に何か潜んでいるな」
 ケイジが濁った水面を見つめて言った。
「むらさきが片付けてくれるだろうが、こちらでも相手しておくか――出てきて顔を見せるがいい」
 ケイジの挑発に答えるかのように淀んだ水面に幾つもの泡が浮かんだ。
「――なかなか照れ屋だ。だったらこちらからいくぞ。『水切りの刃』」
 ケイジの刀が水面を撫でるように一閃し、しばらくすると何体もの死体が浮かび上がってきた。白い腹を見せているのは顔が魚、体が人間の魚人たちだった。
「……魚のような――さしずめ、ドノスの術で化け物にされた人間たちだ。こいつらが水中からセキに水鉄砲で悪さをしたのだろう」
「ケイジ」とヘキが声をかけた。「水の中のむらさきたちは?」
「沼の主でも退治してくれるのではないかな――だがその前にこちらに大挙して向かってくるぞ。油断するな」

 
 リチャードたちは茶々たちが向かった大樹から伸びている横枝の一本の上に立っていた。地上数十メートル付近に伸びるその横枝は、枝といっても数メートルの太さで、通常の大地に立っているのと変わらない感覚だった。
「なるほど。ケイジの言った通りだな」
 周囲を見回しながら言った。
「この空間は樹の中のようだ。さて、中心部に向かうか外壁に回るか」
「リチャード、ポッドで上空を見てこようか?」
 ロクが言うとリチャードは笑顔を見せて答えた。
「いや、せっかくドノスが用意してくれた趣向だ。もう少し楽しもう。上空に答えがありそうなのはわかっているが、大地にもこの中層部あたりにも仕掛けがありそうだ――」
「リチャード、何かくるよ」
 くれないが声を上げた。大樹の中心部にぽっかり開いた洞から兵士たちが出現するのが見えた。兵士たちは皆、木彫りの像のような顔付きをしていた。
「早速のお出迎えか――ロク、くれない、遅れを取るなよ」

 
 大樹の上方を目指して進む茶々たちの前にも敵が出現していた。翼の生えた鳥の顔をした兵士たちだった。
「どうやら歓迎じゃねえな」
 木の幹にしがみつきながら茶々は荊と葎に声をかけた。
「注意しろ。足場がいい場所に出るまでは逃げ回れ。足元が整ったら反撃だ」

 
 水中に潜ったむらさきと蛟は濁った水の中を進んだ。
 途中に深い穴があり、その中に入った。
 泥水の中をどこまでも進み、数百メートルは潜ったろうか、泥の中に光る二つの目が見えた。
「何かいますね」
 むらさきが言うと、向こうもむらさきたちに気付いたようだった。

「……こんな所まで来る者がおるとは。しかもその姿、とうとうお迎えが来たようじゃ」
「この沼の主の方ですか?」
「わしは元々チオニの大臣だった。部下のしでかしたたった一度の失態を咎められ、見た事のない場所に連れていかれた。そこで待っていたのがドノスだった。まさか実在していたとは。わしは我が目を疑った。伝説の人物だというのもあったが、その姿、若々しい青年のままだったのだ。ドノスはわしを泥亀の姿に変えた。わしの出来栄えに満足したのか、『楽園の住人』となる事を許された――
「『楽園』とは?」
「チオニの王宮深く、そしてここ、異形のままで生きるのを許された者が住まう場所だ。許されなかった者たちは南の都のはずれの『忌避者の村』に放り棄てられるのだ」
「あの鳥のような姿の方たちは選ばれなかったのですね?」
「姿形が気に入らなかったのもあるが、人の心を捨てきれなかったから捨てられた。ドノスに忠誠を誓う怪物だけがここの住人になれたのだ」
「あなたはまともなようですけれども――」
「深い泥の中に長年暮らす間に毒気が抜けたのだろう――さあ、もう楽にしてはくれんか」

 むらさきと蛟は顔を見合わせた。
「……わかりました。この槍で突けばあなたは消滅します。他に言い残した事はありませんか?」
「おお、そうだ。大事な事を言い忘れていた。ドノスは聖なる大樹をひどく恐れている。あの樹に見られてしまったもの、それが全ての始まりだった。さらに樹が起源武王カムナビを味方につけ、自分の命を付け狙っているという強迫観念に囚われるようになったドノスは、樹を亡き者にしようと画策した。それがこの空間、ゆくゆくは大樹に代わってこの偽りの樹にチオニを支配させようと目論んでおる」
「聖なる大樹に代わって……ですか?」
「そうだ。長年の呪詛により大樹はもはや倒れる寸前……老いた樹が最後の力を振り絞って連邦を呼び寄せたのかもしれんな」
「ドノスは用心深いと聞いています。見つけ出す事はできるでしょうか?」
「案ずるな。必ずや大樹が手を貸してくれる――さて、もういくがよい。上では新たな騒ぎが起こっておるようだぞ」
「では……ごめん」

 

金の精霊

「これで終わりという訳ではなさそうだな」
 水中からの魚人の攻撃が止んだ所でケイジが言った。
「――どういう意味?」とセキが尋ねた。
「この空間にはまだ何かが潜んでいる。むらさきたちが戻ってこないが、上の連中と合流しようではないか」

 
 大樹の上部でも茶々たちが鳥人を駆逐し終えていた。
 間もなく大樹のてっぺんに到達しようかという茶々たちの目の前が突然まぶしく光り出した。
「何か出てくるぞ。気をつけろ」

 
 大樹の先端から黄色い光がこちらに近付いた。
 黄色い光に見えたのは黄金色に輝く男だった。
 黄金色に輝く男は茶々たちや、後から登ってくるハクやコクを無視して、樹の中程の横枝の上に立っていたリチャードの目線の位置までゆっくりと降下した。
 空中に漂う男を見てリチャードが口を開いた。

「――何か用か?」
「リチャード・センテニアだな」
「お前は?」
「クガネ、金の属性たる精霊」
「……なるほど。とうとう世に出たか」
「造り主、ジュヒョウが主に挨拶をしておけと言った。余が誕生できたのは主のおかげだとな」
「ジュヒョウは一緒ではないのか?」
「今頃は別の場所で別の人間に会っている」
「それは男か女か?」
「……そこまでは知らぬ」
「で、どうする。ここで一戦交えるか?」
「余は忙しい。すぐに発たねばならぬのだ」
「ジュヒョウと共にこの星とドノスを見捨てる訳か」
「縁があればいずれどこかで再会する事もある。それまでせいぜい達者でいるのだな」
「では私たちはこのままこの大樹から抜けて構わんのか?」
「それについては――この樹の王とやらが直々に相手をする。余はこれで失礼するぞ」
 黄金色に輝くクガネは一瞬にしてリチャードの視界から消え失せ、一本の黄金色の軌跡が空に向かって伸びていった。

「おい、リチャード」
 地上から追い付いたケイジが声をかけた。
「今のは。かなりの腕の持ち主と見たが」
「私のせいでこの世界に生み出された、あってはいけない存在だ」
「ふむ。お前も何かと大変だな。それより――」
「ああ、この樹の主がおでましのようだぞ」

 

豊穣

 高さが三百メートル以上はある大樹の突端付近にいた茶々たちは周囲を調べた。
「何だよ。ここまで来ると誰も攻撃してこねえじゃねえか。あの強そうな奴はどっかに行っちまったし。期待はずれもいいとこだな」
 茶々が荊と葎に話していると、雷獣にまたがったハクと雨虎にまたがったコクがそれぞれ大樹を駆け上がってきた。
「茶々、油断するなよ」とハクが声をかけた。「何が潜んでいるかわからないぞ」
「ああ」
 空に浮かんでいるハクに手を振った茶々が大樹の方に視線を戻した時に、突然に樹の突端が激しく揺れた。
 樹の幹の中程に大きな洞が開き、そこから巨大な白い物体がゆっくりと姿を現した。
 白い物体には手足がついていた。巨大な球形の白い頭部にぽっかりと目と口が開いていた。
 まるでハロウィーンのカボチャのような形の化け物だった。
「我が名はハーヴェスト・デヴィル。この大樹の王」

 
「……カボチャだ」とセキが空に上りながら言った。
「ああ、でかいカボチャだな」とケイジが答えた。
「ふーん、そう呼ぶんだ」
 途中で合流したくれないが言葉を返した。
「うちの星ではペポリって呼んでるよ」
「《鉄の星》にはなかったな」とリチャード。「恒星がないから仕方ないか」
「うちの星だと確かポンカーナだ」
 セキたちが合流し、茶々が言った。
「しかし銀河のどこでも同じような響きになるもんだな」
「だってカボチャだぜ」とコクが笑った。「破裂音はどうしたって入るだろう」

「――貴様ら、いい加減にしろ」
 ハーヴェスト・デヴィルが大きな顔を真っ赤に染めて怒った。
「わしを無視しおって。わしはドノス王の産んだ三大傑作の一つなるぞ」
「ああ、ごめんごめん。じゃあそういう事で」とヘキが言った。
「何が『そういう事で』だ。許さんぞ」
「あれ、三大傑作とか言ってなかった?」とセキが尋ねた。

「ふふふ、聞きたいか。ドノス王とジュヒョウが心血を注いだのがわし、『豊穣』の象徴、ハーヴェスト・デヴィルだ。ドノス王と今は亡きマンスール司祭により造られたのが『不死』の象徴、イモータル・チャリオット、ム・バレロ司祭の尽力によりできたのが『永遠』、エターナル・ウォリアーだ」
「で、誰だっけ?」とロクが尋ねた。
「貴様ら、どこまでも愚弄しおって――」
「ここを抜けていいのかどうか確認したいだけなんだ」とハクが言った。
「……ようやくまともな奴が口を開いたな。答えはノーだ。貴様らを先に進ませる訳にはいかん」
「だってお前、下っ端だろ」とコクが茶化した。「王宮じゃなくてこんな辺鄙な場所を任されてるんじゃあな」
「ふふふ、貴様らはわかっておらんようだな。この大樹こそチオニの年老いた樹に取って代わるチオニのシンボル。そしてわしはその大樹の守護者になるのだ」
「聖なる樹に取って代わるだと」とリチャードが言った。「そんな事ができる訳なかろう」
「今やあの樹は枯れ木も同然。一千年を越えるドノス王の執念が瀕死の状態に追い込んだ。王の憂いは完全に払拭されるのだ」
「馬鹿げた真似を」とケイジが言った。「大樹があったからこそチオニはここまで繁栄したのだろうに。まさしく恩を仇で返す真似だ――それともドノスは樹に都合の悪い秘密でも握られているのか」
 ケイジの言葉を聞いてハーヴェスト・デヴィルの顔色は赤を通り越して黒に変わった。
「……貴様、それを――こうなれば一人たりとも生かしては通さん。覚悟するがいい」

 
 怒りのあまり黒く変色した巨大カボチャをヘキ、セキ、茶々、くれないが取り囲んだ。初めに茶々が飛びかかった。茶々の短剣がハーヴェスト・デヴィルの顔面に突き立てられると思った瞬間、剣は弾かれ茶々はバランスを崩した。
「こいつ、硬いぞ」
 次にくれないがスパイダー・サーベルを手に突っかかった。同じようにハーヴェスト・デヴィルの皮膚は剣を寄せ付けなかった。
「ははは、わしの皮膚を黒く変色させた貴様らの負けだ。ミラナリウムよりも硬いかもしれんぞ」
「ならこれはどう」
 ヘキが飛びかかった。
「爆雷!」
 拳が顔面にヒットし、炎が湧き上がった。
「うわっちち、こしゃくな真似を――ヘッド・スピン」
 ハーヴェスト・デヴィルは巨大な頭部をコマのように振り回し、ヘキたちは弾き飛ばされた。
「助太刀するぞ」
 ハクとコクがハーヴェスト・デヴィルに向かったが同じように弾き飛ばされた。

 雷獣と雨虎の兄弟はこの模様を空中で眺めていた。
「わかってないな」と雷獣が言った。
「ああ、動かないリチャード、ケイジ、セキ、そしておれたちだけがわかっているようだ」と雨虎が答えた。
「仕方ない。久々にやるか」
 雷獣と雨虎は一声鳴くと物凄い勢いで天に駆けていった。二頭の獣が絡み合うようにして空に昇った後にはらせん状の軌跡が残った。
「やるぜ」
 高い空の上で雷獣が雨虎に声をかけた。
「ああ、特大のをお見舞いしてやる」

 空が突然翳り、黒い雲とともに雨が吹き付けた。しばらくすると空が割れたかと錯覚するほどの巨大な雷が大樹の先端に落ちた。周囲は昼間のように明るくなり、大樹に火がつき、大樹はろうそくのように激しく燃え出した。
 兄妹たちを勢いよく弾き飛ばしていたハーヴェスト・デヴィルの様子が一変した。
「……うぉお、貴様ら、何という事をしてくれた。この樹を――」
「セキ、今だ。こいつの命の源はこの樹だ」
 ケイジが叫び、セキはハーヴェスト・デヴィルの顔面に大剣を力いっぱい叩き込んだ。
 くるみが割れるような乾いた音がしてハーヴェスト・デヴィルは粉々に砕け散った。
 樹も燃え続け、間もなくぎぎーっという音とともに真っ二つに裂けた。

 
 沼の奥からむらさきたちも合流し、全員が焼け焦げた大樹の跡を見た。そこには来た時と同じように光の台座があった。
「さて、次の場所に行くか」とリチャードが言った。
「いい加減にしてもらいたいもんだ。そろそろ王宮に行かせてほしいぜ」
 コクの言葉に雨虎が何かを言いかけて止めた。
「手の内も尽きる。もうすぐだ」
 ケイジが言い、全員で次の場所に向かった。

 

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 Story 4 青年王

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