《古の世界》崩壊以前より、その星には独特な文明があった。
人々は皆、自らをサムライと名乗り、質実剛健を旨として暮らす。髷を結い、着物と呼ばれる合わせの服を着た。
都のヤスミにはどの星とも異なる不思議な城が築かれている。堀と石垣に囲まれた五層の建物、壮大な天守からは都の隅々までを見渡せる。
ただ一つの不思議は、都からも見える『封印の山』、ここに登った者はなく、頂上がどうなっているかは、シップからであっても四六時中、雲が邪魔して見る事すらできない。
この地に生を受けたカムナビという者、幼少より武芸百般に通じ、成人して後は『起源武王』となり、星を治める事となる。
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