ホーケンスのトイサルの店での頂上会談は成功裏に幕を閉じた。三界が保有する資源を互いに融通し合い、シップの制作、試験に関する成果も共有し、一刻も早く外の世界に到達可能なシップを作り上げる事で合意が成立した。
サフィは会談の後で全ての持たざる者のリーダーたちの顔合わせを行った。
ルンビア、エクシロン、アダニア、ウシュケー、ニライ、すぐに意気投合し、一つの結論に至った。
それは正式に救世主サフィの弟子を名乗る事だった。
サフィは笑いながらその提案を固辞したが五人は本気だった。
サフィは仕方なく提案を受け入れ、後世に名を残す『サフィと五大弟子』が誕生した記念すべき日となった。
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